Vectorworks 2022 日本語版 サービスパック リリースノート
最終更新日:2022.05.09
- 全ての情報を掲載しているものではありません。
最新サービスパックの適用方法
Vectorworks 2022を起動し、下記メニューよりアップデータの確認を行ってください。
- Mac: Vectorworksメニュー > アップデータを確認
- Win: ヘルプメニュー > アップデータを確認
「利用可能な最新版のVectorworksサービスパックが存在します」と表示された場合は、ダイアログに従ってアップデートを行ってください。(「Vectorworksは最新の状態です」と表示される場合は、既に最新のサービスパックが適用されています。)
アップデートの詳しい手順につきましては、こちらを合わせてご参照ください。
サービスパック適用時のご注意点
最新サービスパック用のアップデータは、インターネットに接続してダウンロードされます。このため、ご利用の環境によっては、ネットワーク関連のセキュリティ設定により下記のようなエラーとなり、ダウンロードが行えない場合があります。下記の点にご注意ください。

- 各種セキュリティソフトを停止させた状態で行ってください。また、その他の常駐アプリケーションも極力停止させてください。
- アップデートのためのインターネット接続ができない場合は、各種ファイアウォールの設定変更や停止を行ってください。
ファイアウォールは、OSレベルの機能(WindowsファイアウォールやMacアプリケーションファイアウォール)や、ソフトウエア型ファイアウォール、ハードウエア型ファイアウォール(ルーター等のネットワーク機器に実装されているもの)などがあります。ファイアウォールのセーフリストに追加するURLや、開放が必要なポート番号など、より詳しい接続先情報につきましては、こちらをご参照ください。
修正内容
Vectorworksのプロダクト種別は以下の通りです。
F…Fundamentals
A…Architect
L…Landmark
S…Spotlight
D…Design Suite
A…Architect
L…Landmark
S…Spotlight
D…Design Suite
ツール/コマンド | プロダクト | OS | 修正された不具合 |
---|---|---|---|
図形を寸法線に変換 |
F
A
L
S
D
|
Mac/Win | 複数レイヤがあるファイルで「他のレイヤを:表示+スナップ+編集」に設定し、「図形を寸法線に変換」を実行すると、「このコマンドを実行するには以下のような図形を選択してください:直線、円弧、円」と表示される。 ※「他のレイヤを:表示+スナップ」では発生しない。 |
PDF取り出し |
F
A
L
S
D
|
Mac/Win | デザインレイヤ上で基準面がレイヤとなっている寸法線を、陰線消去レンダリングまたは陰線表示レンダリングを行い、PDF取り出しを行うと、文字列部分とマーカー部分が欠落する。 |
PDF取り込み |
F
A
L
S
D
|
Win | Windows PCでPDF取り込みを実行すると、一部の環境で「一部または全部のファイルページを取り込めません」と表示され、PDF取り込みを行えない場合がある。 |
円寸法 |
F
A
L
S
D
|
Mac/Win | 3Dビューで3D図形に対して円寸法を作成する際、円に沿わない場所に作成されてしまう場合がある。 |
寸法線 |
F
A
L
S
D
|
Mac/Win | 陰線表示レンダリングを行うと、寸法線の線の部分が表示されなくなる。 |
3D 面取り |
F
A
L
S
D
|
Mac/Win | 3D 面取りツールを使用した際に、意図しない面を2つ選択してしまう場合がある。 |
ツールセットパレット |
F
A
L
S
D
|
Mac/Win | スマートオプションディスプレイのツールセットパレットからツールを選択した場合、選択されていないツールセットのツールが強調表示されない。 |
テクスチャ |
F
A
L
S
D
|
Win | テクスチャを割り当てた3Dモデルを選択し、オブジェクト情報パレットの縮率や回転のスライダを動かすと、Vectorworksが強制終了またはフリーズする。 |
統合ビュー |
F
A
L
S
D
|
Mac/Win | 表示バーに統合ビューオプションを表示する設定が維持されない。 |
面属性 |
F
A
L
S
D
|
Mac | 属性パレットで2D図形の面属性が「なし」に設定されている場合、面の不透明度がグレーアウトして設定できない。 |
ミラー反転 |
F
A
L
S
D
|
Mac/Win | 柱状体コマンドとミラー反転ツールを使用した図形が、陰線消去レンダリングを行った際に意図しない表現になる。 |
ハッチング |
F
A
L
S
D
|
Mac/Win | シートレイヤビューポートにハッチングのローカルマッピングが反映されない。 |
レコードフォーマット |
F
A
L
S
D
|
Mac/Win | レコードフォーマットの編集で、タイプが「Pop-up」のフィールドのポップアップアイテムを追加した場合、ワークシート上で追加したポップアップが選択できない場合がある。 |
Webビュー |
A
L
S
D
|
Mac/Win | 特定バージョンのiOSデバイスで、Webビュー内の360° modeコントローラをタップしても動作しない。 |
断面ビューポート |
A
L
S
D
|
Win | 断面ビューポートで、「構造用図形を同じ面に結合」オプションをオンにしていても結合されない場合がある。 |
断面ビューポート |
A
L
S
D
|
Mac/Win | 断面ビューポートの切断面より奥にある図形が表示されない場合がある。 |
参照デザインビューポート 図形スナップ |
A
L
S
D
|
Mac/Win | 外部ファイルを参照している参照デザインビューポートのクロップ設定画面(ビューポート枠の編集画面)で、クロップ枠に図形スナップが効かない。 |
ワークシート関数 スペース |
A
L
S
D
|
Mac/Win | スペースを作成し、ワークシート関数を面積(AREA)で設定し、セル内が空欄または0か1を入力すると、作図された全ての2D図形の合計面積が表示される。 |
データマネージャ |
A
L
S
D
|
Mac | データマネージャーのマッピング定義で、フィールド値の種類の「構成要素」と「関数」が設定できない。 |
窓 |
A
L
S
D
|
Mac/Win | 壁に挿入した窓(枠)の内側に更に窓を挿入した際に、意図しない壁ができてしまう。 |
構造材 |
A
S
D
|
Mac/Win | 構造材ツールの始端、終端のオフセット距離が不正となる。 |
構造材 |
A
S
D
|
Mac/Win | データタグで構造材のパラメータに連動するように設定した図形を構造材に適用し、そのオブジェクトのオブジェクト情報パレットでパラメータを変更してもデータタグで表示が反映されない。 |
舗床 |
A
L
D
|
Mac/Win | シンボル登録した舗床の設定を、リソースマネージャでダブルクリックや右クリックして選択確定を選択しても、他の舗床に対して適用することができない。 |
地形モデル |
A
L
D
|
Mac/Win | 地形モデルの編集モード「地質測点を編集」の「地質測点追加」ツールの地質測点追加設定で、厚みもしくは高さを編集すると強制終了する。 |
ケーブル |
S
D
|
Mac/Win | ケーブルツールの自動番号付けが、照明デバイスの回路名フィールドに入力されていない。 |
ケーブル |
S
D
|
Mac/Win | ケーブルツールで、Lighting Deviceに回路名を挿入できない。 |
Lighting Device |
S
D
|
Mac/Win | Lighting Deviceツールで照明器具を配置すると、シンボルによって本体部分とクランプ部分が離れてしまうものがある。 |
Vectorworks Cloud Services |
F
A
L
S
D
|
Mac/Win | Vectorworks Cloud Servicesにファイルをアップロードした際に、作成されるPDFファイルのレンダリング設定が正しくない場合がある。ワイヤーフレームなどの設定でPDFファイルが作成される場合がある。 |
Vectorworks Cloud Services |
F
A
L
S
D
|
Win | Vectorworksを起動すると、Vectorworks Cloud Servicesアプリのステータスがサインアウトになる。 |
Vectorworks Nomad |
F
A
L
S
D
|
iOS | iOS版のNomadの3Dビューアにて、一部のファイルで複数のオブジェクトが欠落する場合がある。 |
ツール/コマンド | プロダクト | OS | 修正された不具合 |
---|---|---|---|
サインイン |
F
A
L
S
D
|
Win | Windowsの設定の「国または地域」の設定が「英語(世界)」に設定されている場合、Vectorworksのサインインのダイアログ画面が空白になる。 |
マウスカーソル |
F
A
L
S
D
|
macOS Monterey | マウスカーソルの矢印が、パレットのサイズ変更バーを触った後、標準の選択矢印に戻らないことがある。 |
別名で保存/開く |
F
A
L
S
D
|
macOS Monterey | 「ファイル」メニュー >「別名で保存」をクリックしても、ウィンドウが表示されない。 「ファイル」メニュー >「開く」を選択すると、ファイル構造が表示されず、黒いウィンドウが開く。 |
リソースマネージャ |
F
A
L
S
D
|
Mac | リソースマネージャに表示されている複数のリソースをコマンドキーを押しながらクリックしても、1つしか選択されない。 |
2Dオブジェクト |
F
A
L
S
D
|
Mac/Win | 2Dオブジェクトをコピーし、アクティブレイヤーを切り替えて貼り付けると、間違った高さに配置される。 |
パブリッシュ |
F
A
L
S
D
|
Mac/Win | Vectorworks Service Selectユーザーであっても、パブリッシュのストレージと処理を「Vectorworks Cloud上で保存と処理を行う」を選択すると、「この機能を利用するには、Vectorworks Service Selectへの加入が必要です」のアラートが表示される場合がある。 |
レンダリング |
F
A
L
S
D
|
Mac/Win | シェイド設定(※旧OpenGL設定)の「テクスチャ」を外した状態でRWレンダリングを実行すると、壁の構成要素に適用しているテクスチャが反映されなくなる。 |
スペース |
A
L
S
D
|
Mac/Win | Vectorworks2022やVectorworks2021でスペースを描き、Vectorworks2020取り出しして、Vectorworks2020でそのファイルを開くと強制終了する。 |
スケッチスタイル |
A
L
S
D
|
Mac | 特定のファイルで、ビューポートのスケッチスタイル編集を「確実」に設定していても「ラフ」の設定で表示される場合がある。 |
断面ビューポート |
A
L
S
D
|
Mac | 断面ビューポートで「2Dコンポーネントを表示」オプションが正しく機能しない。断面ビューポートの表示が一本線のような表示になる。 |
壁 |
A
L
S
D
|
Mac | 壁のIFCデータ「ifcWallStandardCase - Name」に壁スタイル名がセットされない。 |
壁 |
A
L
S
D
|
Mac | 壁に挿入されたプラグインオブジェクトやシンボルによって、挿入位置の壁が3D表示で消えてしまう場合がある。 ※条件: プラグインオブジェクトやシンボルの設定にある「壁の処理」が「線を見せる(一方のみ)」または「線を見せる(両方)」に設定されている場合。 |
窓 |
A
L
S
D
|
Mac | 窓をIFCファイルへ取り出すと、窓の形状が崩れる。 |
IFCプロジェクト取り出し |
A
L
S
D
|
Mac | IFCプロジェクト取り出しで取り出したファイルを再度取り込むと、IFCエンティティが透明に近い表示になる。 |
ケーブル |
S
D
|
Win | ケーブルデフォルト設定の「デバイス同士を接続したら自動でケーブルを作成する」がオンになっていても、デバイスは接続するが、ケーブルオブジェクトが作成されない。 |
ケーブル |
S
D
|
Win | ケーブルパスに沿ってケーブルオブジェクトを描画すると、ケーブルパスが意図しないレイヤーに変更される。 |
MVR取り出し/Visionへ送信 |
S
D
|
Win | MVR取り出しやVisionへ送信で取り出されたファイルで、配置されているオブジェクトの座標が変わってしまう。 |
Lighting Device |
S
D
|
Mac/Win | オブジェクト情報パレットでLighting DeviceのUse Legendを「Channel with symbol」に設定している場合、器具ラベルが消えたり、2D/平面ビューでLighting Deviceをマウスクリックで選択できなくなる。 ※器具ラベルの設定で「レイアウトシンボルを使用」オプションが有効な場合は発生しない。 |
トラス |
S
D
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Mac | 連結されたトラスのセットを複製し、セット同士を連結させた場合、トラスが適切に位置合わせされない。 |
トラス |
S
D
|
Mac/Win | トラスを接続する際に、どのような向きで接続されるかを示すプレビューが、一部しか表示されない。 |