Vectorworks 2024 動作環境
▼ スタンドアロン版(永続ライセンス / サブスクリプション)
Windows | Mac | |
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OS | Windows 11 |
macOS 14 (Sonoma) |
エントリー | ミドル(推奨) | ハイエンド | |
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目安となるデータの規模 |
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CPU |
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メモリ | 8GB以上 | 16GB以上 | 32GB以上 |
グラフィックス | 以下の条件を満たすグラフィックカード
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以下の条件を満たすグラフィックカード
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以下の条件を満たすグラフィックカード
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ディスク容量 | 50GB以上(オプションライブラリ35GBを含む)
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画面解像度 | 1440 × 900 以上 | 1920 × 1080 以上 | |
その他 |
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▼ ネットワーク版(永続ライセンス)
Vectorworks クライアント
動作環境 | Vectorworks 2024 スタンドアロン版の動作環境に準じます。 |
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スタンドアロン版との差異 | Vectorworksクライアントから直接インターネット経由のアクティベーションは行いません。 |
Vectorworks Site Protection Server (ライセンス管理ソフトウエア)
Windows | Mac | ||
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OS | Windows 11 |
macOS 14 (Sonoma) |
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起動認証方式 | インターネット経由のアクティベーション |
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CPU | 64-bit Intel Core 2 Duo以上 |
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メモリ | 4GB以上 |
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ディスク容量 | ハードディスク空容量 40MB以上 |
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その他 |
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▼ 教育支援ライセンス(学生・教職員向け / 教育機関向け)
学生・教職員向けライセンス(スタンドアロン版準拠)
動作環境 | Vectorworks 2024 スタンドアロン版の動作環境に準じます。 |
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スタンドアロン商用版との差異 |
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教育機関向けライセンス(ネットワーク版準拠)
動作環境 |
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ネットワーク商用版との差異 | 作成されるファイルはウォーターマーク入りの教育版専用ファイルフォーマットとなります。 |
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その他 |
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▼ Redshift
「Redshift by Maxon」レンダリングスタイルは、コンピューターのGPUとCPUを使用してフォトリアリスティックレンダリングを実行します。
動作要件を満たす場合、RedshiftはコンピューターのGPUをレンダリングに使用します。GPUが要件を満たさない場合は、コンピューターのCPUのみがRedshiftレンダリングの実行に使用されます。
GPUとCPUを使用
Windows | Mac | |||
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最小 | 推奨 | 最小 | 推奨 | |
CPU | SSE2対応のプロセッサ (Pentium4以上) |
3.0GHz以上のIntel Core i7 または Xeon、またはそれと同等以上のもの |
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メモリ | 8GB | 16GB |
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グラフィックス | 8GB以上のVRAMを搭載した CUDA5.0以上のNVIDIAのシングルGPU |
16GB以上のVRAMを搭載した CUDA7.0以上のNVIDIAのマルチGPU |
Apple M1、もしくは8GB以上のVRAMを搭載した AMD Navi、あるいはVega以降のシングルGPU |
Apple M1 Max以上、もしくは8GB以上のVRAMを搭載した AMD Navi、あるいはVega以降のマルチGPU |
CPUのみ使用
Windows | Mac | |
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OS | Windows 10(64bit)以降 | macOS 12(Monterey)以降 |
CPU | SSE2対応のプロセッサ(Pentium4以上) |
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メモリ | 8GB以上 |
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インストーラー ダウンロード
最新版サービスパック
内容 | OS | 更新日 | |
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Vectorworks 2024 Update 6 | Mac/Windows | 2024.09.12 | 詳細はこちら |
快適にお使いいただくために
以下は、Vectorworksの開発元であるVectorworks, Inc.の技術情報を元に、Vectorworks 2024 を快適にお使いいただくために必要な情報をまとめています。
インターネット接続環境について
Vectorworks 2024 では、インストールやアクティベーション、起動、アップデート、その他一部機能の利用のためにインターネット接続が必要です。
インターネットに接続できない、もしくはセキュリティ設定等によってネットワーク接続に制限が設けられている環境では、Vectorworks が起動できなかったり、一部の機能が利用できない場合があります。
ネットワーク接続環境の設定や構築、トラブルの解消などについては、お客様にて行っていただきます。当社ではこれらに対するサポートはいたしかねます。
グラフィックスコントローラについて
いくつかのVectorworks 2024 の機能は、高いグラフィックスハードウエアの性能を必要とします。さらに新しいVectorworksグラフィックスモジュール (Vectorworks Graphics Module)でもたらされるグラフィックス性能・品質は、グラフィックスコントローラの速度、VRAMの量、そして拡張機能に直接依存します。これらの機能は、対応したハードウエアで使用すると非常に高速かつ滑らかな操作感をもたらしますが、古い、または適合しないハードウエアで用いると、顕著に動作が遅くなります。
グラフィックスコントローラは以下の3種類があります。
- グラフィックスボード: ボードタイプでパソコンの拡張スロットに増設されています。
- 単体グラフィックス: チップタイプでマザーボード上に取り付けられています。
- CPU内蔵グラフィックス: CPUと一体タイプでCPUに内蔵されています。
CPU内蔵グラフィックスを使用した場合、複雑で大量の図形を使用すると表示速度が低下する場合があります。やむをえずCPU内蔵グラフィックスを使用する場合は、Intel Iris、Iris Pro/Iris Plus/Iris Xeをご使用ください。Intel HD Graphics / Intel UHD Graphicsは、問題が発生する可能性が高いためご使用は避けてください。
Windowsのグラフィックス環境について
NVIDIA、またはAMD製のチップを搭載したグラフィックスボードの使用を推奨します。評価検証済みのグラフィックスボードについては、こちらのサイトの情報をご参照ください。
推奨しないグラフィックスコントローラについては、動作環境の「グラフィックス」欄をご参照ください。
ノートパソコン/ビジネス用デスクトップパソコンでは、単体グラフィックスを搭載した機種を推奨します。CPU内蔵グラフィックスに比べ、より高い操作感を得ることができます。
なお、グラフィックスコントローラの性能に依存するレンダリングモードの種類については「各種レンダリングのハードウエア依存について」の情報をご参照ください。
Macのグラフィックス環境について
- Mac Pro:NVIDIA、またはAMD製のチップセットを搭載したグラフィックスボードを推奨
- MacBook関連 / iMac / Mac Mini:単体グラフィックスを搭載した機種を推奨
- Mac(Mシリーズチップ搭載機):M1 8GB以上を推奨
Apple Mシリーズチップ搭載のMacは一般的な処理とグラフィック処理のためのメモリを共有しています。従来のシステムよりメモリ容量を大きくすることを推奨します。
Mac環境でMacbook Proをご利用の場合は、合わせてこちらの設定手順もご参考ください。
Iris、Iris Pro/Iris Plus/Iris Xeでのご使用について
Intel製CPU内蔵グラフィックスのIris、Iris Pro/Iris Plus/Iris Xe環境でVectorworks 2024 をご使用になる場合は、Vectorworks 2024 のグラフィックス設定を以下のように設定してください。2D描画時の安定性が向上します。
- ツールメニュー > オプション > 環境設定 > 画面タブ > グラフィックス処理を加速 のチェックをオフ
動作対象外のグラフィックス環境について
- NVIDIA NVSシリーズ/ATI Radeon HD 4550/Intel GMAは動作対象外です。
- Intel HD Graphics/UHD Graphicsは、問題が発生する可能性が高いためご使用は避けてください。
シェイドレンダリング及びマルチビューについて
OpenGLレンダリングモードは、シェイドレンダリングモードへ名称が変更になりました。WindowsはDirectX 11互換、MacはMetal GPUFamily1以上のグラフィックスコントローラをご使用ください。この要件を満たさない場合は、シェイドモードでレンダリングを実行すると機能が制限され、機能しません。
シェイドの影と輪郭のレンダリングや、全てのウィンドウを異なる表示設定で使用するマルチビューはVRAMを大幅に使うため、最低でも2GB、できれば4GB以上のVRAMを必要とします。特に以下の機能を組み合わせて、シェイドの影や輪郭をフルに活用したいと考え、かつ、お使いのグラフィックスコントローラが2GB未満のVRAMしか搭載していない場合は、グラフィックスコントローラをアップグレードすることをお奨めします。
- 数多くの光源
- 点光源
- イメージ/反射/透過 テクスチャ
- アンチエイリアス
- 高品質の影
- 大量の図形
- 複雑な図形
VRAM(ビデオメモリ)について
Vectorworks 2024 を十分に動作させるのに必要なVRAMの量は、使用するディスプレイのサイズとファイルの複雑さに依存します。
標準解像度が1920 x 1080以下の中程度のサイズのディスプレイでは、少なくとも2GBのVRAMを搭載したグラフィックスコントローラを使用してください。30インチ以上などの大きいディスプレイでは少なくとも3GB以上、できれば4GB以上のVRAMを搭載した新しいグラフィックスコントローラを使う必要があります。
マルチディスプレイや高解像度ディスプレイを使用する場合、同じファイルで滑らかさを保つためには、より多くのVRAMが必要になります。
- エントリー: 16GBユニファイドメモリ(Mシリーズ)、4GB以上のVRAMを推奨
- ミドル: 32GBユニファイドメモリ(Mシリーズ)、8GB以上のVRAMを推奨
- ハイエンド: 64GBユニファイドメモリ(Mシリーズ)、12GB以上のVRAMを推奨
高解像度ディスプレイについて
MacにはRetinaディスプレイや5Kディスプレイを、Windowsには4Kディスプレイを搭載している機種があります。これらの機種でRenderworksレンダリングを行うと、画面の解像度に合った高精細なレンダリングを行うことができます。反面、生成するピクセル数が多くなるため標準的なディスプレイと比較すると3~4倍のレンダリング時間が必要となります。
グラフィックスドライバーについて
古いバージョンのグラフィックスドライバーを使用すると、問題が発生する場合があります。Vectorworks 2024 を使用する前に、まずグラフィックスドライバーを最新のバージョンへアップデートしてください。
- NVIDIA ドライバー:https://www.nvidia.co.jp/Download/index.aspx?lang=jp
- AMD ドライバー:https://support.amd.com/ja-jp/download
動作確認済みのグラフィックスコントローラについて
こちらのサイトで、動作確認済みのグラフィックスコントローラをご案内しています。
リモート環境および仮想マシンについて
Vectorworks 2024※ は、リモート環境および仮想化環境で動作します。動作環境に記載の条件を十分に満たすリソースがVectorworksに与えられていれば仮想化技術を使用して運用することが可能です。
リモート環境および仮想化システムを使用するには、お客様ご自身で仮想化システムのための環境構築を行っていただくか、外部のIT専門業者等に依頼して環境を整えていただく必要があります。当社ではシステム環境の構築や設定、トラブル等のサポートはいたしかねます。
Vectorworksはグラフィカルなアプリケーションであるため、高品質のグラフィックスサポートが必要となります。動作環境に記載の推奨グラフィックスをご参照いただき、仮想GPU(vGPU)をご検討ください。Vectorworksが仮想化環境で正常に動作するには、十分なグラフィックサポートが必要です。
十分なネットワーク環境(広帯域幅、低レイテンシ)も仮想化環境でVectorworksを快適にお使いになるためには重要です。
- ネットワーク版を仮想化環境で利用するには、特別なお手続きが必要です。新規導入をご検討のお客様は弊社営業部まで、または現在ご利用中のお客様はカスタマーサポートデスクまでお問い合わせください。
インストールについて
- スタンドアロン版は1ライセンスで1ユーザーが使用している2台のパソコンにインストールできます。ただし同時起動はできません。
- ネットワーク版クライアント及び教育機関向けライセンスはインストール台数の制限はありません。
- Vectorworks 学生・教職員向けライセンスは1ライセンスで1台のパソコンのみインストールできます。
- Windows、Macの両プラットフォームに対応しています。
- スタンドアロン版、サブスクリプションライセンス、学生・教職員向けライセンスの起動にはインターネット経由のアクティベーションが必要です。
アクティベーションに関する詳しい情報やトラブルシューティングについては、ソフトウエアのライセンス認証について をご参照ください。 - サイレントインストールでの導入は推奨していません。サイレントインストールを行う場合は、自己責任において実施してください。
※ サイレントインストールに関する参考サイト(英語): Silent Installation of Vectorworks 2023 - Vectorworks Community Board
OSのアップデートについて
リリース時にご案内しているOS(オペレーティングシステム)のバージョンを最低動作環境として推奨します。OSに起因する問題が発見された場合には、問題解決の最初の手順として、 OSのアップデートをお願いする場合があります。
32bit OSについて
Vectorworks 2024 は64bitアプリケーションです。32bit OSには対応しておりません。
動作の最適化について
- 大容量のファイルと複雑なレンダリングモードを用いて作業する場合、 最低でも16GBのメモリを搭載して使用することを強く推奨します。メモリの容量が不足すると、Vectorworks 2024 は仮想メモリを使用することで動作し続けますが、ハードディスクにアクセスするため動作速度は著しく低下します。また、メモリの容量が極端に不足すると、十分なメモリ容量があれば完了する操作の場合にもエラーが発生する場合があります。
- 高速なハードディスクドライブを使用することで、仮想メモリ使用時にシステムの動作速度を若干向上させることができます。
- CPUのクロック速度が高速であるほどVectorworks 2024 の操作感が向上します。
- インストールに必要なハードディスクドライブの容量は、プログラムのみで15GB必要です。オプションライブラリのインストールには、さらに35GB必要となります。オプションライブラリの一部をインストールしないことで、容量を削減することができます。
Project Sharing Server (プロジェクト共有サーバー) 2024 動作環境
Windows | Mac | |
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OS | Windows 11
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macOS 14 (Sonoma) |
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CPU | Intel Core 2 Duo以上 |
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メモリ | 4GB以上 |
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ネットワーク環境 | 推奨: 1Gbit/sのイーサネットワーク |
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同一LAN上で共有する場合、サーバーベースの共有を推奨します。 |
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その他 |
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プロジェクト共有機能とネットワーク回線の速度について
ネットワークを通じてプロジェクト共有作業を行う場合、Vectorworks 2024 のパフォーマンスはネットワーク回線の速度に左右されます。ネットワーク回線速度が十分でない場合は、プロジェクトファイルに変更を反映させる操作やローカルのワーキングファイルの更新操作など、ネットワーク越しに大量のデータを送信するような操作を実行すると、速度が低下します。
最低でも100Mbpsの速度のネットワーク回線の使用を推奨します。大きなプロジェクトの場合は、高速で、滑らかな動作を得るために、1Gbpsの速度のネットワーク回線を強く推奨します。遅いネットワーク環境でも、大量のデータを送信する操作を最小限に抑えることで十分ご使用いただくことができます。
- プロジェクト共有機能は、Vectorworks Fundamentalsでは利用できません。
クラウドストレージを使用するプロジェクト共有には、高速インターネット接続(50Mbps以上)が必要です。この共有方法は、小規模なチームや小規模なプロジェクトで効果的です。大規模なチームや大規模なプロジェクトにはお勧めできません。プロジェクトの共有には一般的に高速ネットワーク接続が必要ですが、ネットワークを介して大量のデータを転送する操作(プロジェクトファイルへの変更の反映やローカルの作業ファイルの更新など)を最小限に抑えることで、十分な操作感が提供されます。DropboxでLAN同期を有効にすると、速度が大幅に向上することが期待できます。これは、プロジェクト共有のためのクラウドベースの共有ソリューションとして推奨されます。
下表に、異なる帯域幅およびプロジェクトファイルサイズに対する反映、および更新動作中のデータ転送時間の例を示しています。
プロジェクトファイルサイズ | ネットワーク回線速度 (ダウンロード/アップロード) |
反映/更新データ転送速度 |
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100MB | 50Mbps | ~20s |
100Mbps | ~10s | |
1Gbps | ~1s | |
500MB | 50Mbps | ~100s |
100Mbps | ~50s | |
1Gbps | ~5s | |
1GB | 50Mbps | ~200s |
100Mbps | ~100s | |
1Gbps | ~10s |
各種レンダリングのハードウェア依存について
Renderworksレンダリングでは、Maxon社製のCinewareエンジンを使用しています。Cinewareは完全に64bit化されているため128GB以上のメモリや、Renderworksレンダリングモードでマルチコア(複数CPUコア)を活用することができます。シェイド、ワイヤーフレーム、隠線レンダリングはCinewareエンジンを用いていないため、Renderworksレンダリングほどメモリを消費しません。
下表に、レンダリングモードの種類と、レンダリング操作を行う際にプロセッサ(CPU)を使用するか、グラフィックスコントローラ(GPU)を使用するかを示しています。
レンダリングモード | グラフィックスコントローラ (GPU) |
プロセッサ(CPU) |
---|---|---|
2D/ワイヤーフレーム | 使用 | 使用 - シングルコアで動作 |
シェイド | 使用 | 不使用 |
隠線 | 不使用 | 使用 - マルチコアで動作 |
ポリゴン/仕上げポリゴン | 不使用 | 使用 - シングルコアで動作 |
簡易Renderworks/仕上げRenderworks/カスタムRenderworks | 不使用 | 使用 - マルチコアで動作 |
上表から分かるように、グラフィックスコントローラのリソースを使用するレンダリングモードはシェイドとワイヤーフレームのみです。他のレンダリングモードはグラフィックスコントローラに依存しないため、グラフィックスコントローラをアップグレードしても、シェイドとワイヤーフレーム以外ではレンダリング速度や品質は向上しません。(注意: レンダリングモードではありませんが、グラフィックスコントローラは2D/平面ビューおよび通常の2Dナビゲーショングラフィックスに直接影響します)
逆に、各種Renderworksレンダリングモードは主にCPUを使用し、マルチコアを使用することができます。このため、これらのモードでレンダリング速度を向上させるには、より上位のCPUにすると効果的です。 ワイヤーフレームモードは、グラフィックスコントローラのアップグレードと、よりパワフルなCPUの両方で効果がありますが、グラフィックスコントローラに依存する度合いが高くなります。
Redshiftレンダリングについて
「Redshift by Maxon」レンダリングスタイルは、コンピューターのGPUとCPUを使用してフォトリアリスティックレンダリングを実行します。
動作要件を満たす場合、RedshiftはコンピューターのGPUをレンダリングに使用します。GPUが要件を満たさない場合は、コンピューターのCPUのみがRedshiftレンダリングの実行に使用されます。
Redshiftが利用可能かどうかはRenderworksスタイルの編集ダイアログボックスに表示されるメッセージで確認できます。Redshiftを選択しても使用できない場合、代わりにカスタムRenderworksレンダリングスタイルが使用されます。
RedshiftをサポートしているAMD GPUについて
RedshiftをサポートしているAMD GPUは以下の通りです。
- MacBook Pro:
Radeon Pro Vega 16/20
Radeon Pro 5500M/5600M - iMac:
Radeon Pro Vega 48
Radeon Pro 5500XT/5700/5700XT - iMac Pro:
Radeon Pro Vega 56/64 - MacPro:
Radeon Pro Vega II/Vega II Duo
Radeon Pro W5500X/W5700X
Radeon RX 6800/6800XT/6900XT
Radeon W6800X MPX - Thunderbolt eGPUs:
Radeon RX Vega 56/64
Radeon Pro WX 9100
Radeon VII
Radeon RX 5500/5500XT/5600XT/5700/5700XT
Radeon RX 6800/6800XT/6900XT
Radeon W6800X MPX
他社製レンダリングアプリケーションとの連携について
Vectorworks 2024 は、リアルタイムレンダリングアプリケーションの Lumion、Enscape、Twinmotion、Omniverseと連携して利用することができます。
これらの他社製レンダリングアプリケーションは、それぞれ独自のハードウェア要件が設けられています。
ご利用の際は、Vectorworks 2024 の推奨動作環境と合わせて、連携するアプリケーションの要求スペックもご考慮ください。
詳しくは、各リンク先の情報(外部サイト/英語)をご参照ください。
- Lumion:
https://support.lumion.com/hc/en-us/articles/360003476753-Which-graphics-card-do-you-need- - Enscape:
https://enscape3d.com/system-requirements/ - Twinmotion:
https://twinmotionhelp.epicgames.com/s/article/Twinmotion-System-Requirements - Omniverse:
https://docs.omniverse.nvidia.com/
また、連携先のアプリケーションの操作方法等につきましては、各ソフトウエアメーカーへお問い合わせください。