【Windows】Vectorworksで配列複製コマンドのショートカットキーが効かなくなる現象の対処方法について
掲載日:2020/07/28
Windows環境のVectorworksで、「配列複製」コマンドのショートカットキー『Ctrl+Shift+Alt+D』が突然反応しなくなるという事例が確認されています。
この現象は、「Skype」(インターネット通話アプリ)とショートカットキーが競合していることによって発生している可能性があります。
同様の状況に陥った場合は、お手数となりますが、以下の対処方法をお試しください。
- 当現象は、現在のところ「Skype for Business」では確認されていません。
Skype を利用しない場合の対処方法
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当現象は、Skypeとのショートカットキーの競合によるもののため、Skypeを利用しない場合は終了させてください。
画面右下のタスクトレイをご確認ください。Skypeアイコンが表示されている場合は、Skypeが起動(常駐)している状態です。
※ サインイン/サインアウトの状態にかかわらず、当現象は発生します。
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タスクトレイ上のSkypeアイコンを右クリックし、「Skypeを終了」を選択してください。
タスクトレイからSkypeアイコンがなくなりましたら、Vectorworksで配列複製コマンドのショートカットキー(Ctrl+Shift+Alt+D)が効くようになるかをご確認ください。
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Skypeが意図せず常駐状態になっていた場合は、Windows UpdateによりSkypeがWindowsスタートアップ(自動起動設定)に登録されている可能性が考えられます。
Windowsスタートメニュー > 設定(歯車ボタン)> アプリ > スタートアップ を開き、Skypeをオフにしてください。
Skype と Vectorworks を併用する場合の対処方法
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お手数ですが、Vectorworks側で、配列複製コマンドのショートカットキーの割り当てを変更してご利用ください。
Vectorworksの ツールメニュー > 作業画面 > 現在の作業画面を編集 を選択します。
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「作業画面の編集」ダイアログが開きます。
「メニュー」タブ内右側のメニューリストから、編集 > 配列複製... の項目をクリックして選択し、ダイアログ下部の「割り当てるショートカットキー」で、別のショートカットキーの組み合わせに変更してください。