搭載機能の紹介
各プロダクトに搭載の機能は、新機能を含んで6つにカテゴライズされています。以下のボタンから選択してご覧ください。
機能を搭載している製品を各プロダクトマークで表記しています。白抜きされたマークは、同機能が搭載されていない製品です。
A…Architect
L…Landmark
S…Spotlight
D…Design Suite
名前の一括変換
クラスやレイヤ、各種リソースなど、プロジェクトにおける数多くのデータの管理は非常に面倒です。特に参照や取り込みを行ったファイルの情報を操作したり、多くの協力者と作業してプロジェクトを進めたりする場合には顕著に現れます。新しい名前の一括変換により、名前の管理が大幅に簡単になりました。
簡単になったクラス作成
クラス作成プロセスがより簡単になりました。階層化されたクラス内で新しいクラスを作成する場合、Vectorworksは自動的にクラスの階層部分を入力します。
インタラクティブ表示設定の拡張
Vectorworksのインタラクティブ表示設定をカスタマイズして、ライトとダークの背景色で表示パーツの色を分けることができます。モデリングスペースのルーラーやフローティングデータバーの色と透明度をカスタマイズできるようになったことで、インターフェイスのテーマ全体を簡単に設定できるようになりました。
RALカラーパレット
建築、インテリア、ランドスケープ、あるいはエンタテインメントのどの分野でも、さまざまな色のオプションがあることは、完璧なムード、色彩、あるいはスタイルを伝えるのに役立ちます。新しいRAL ClassicとRAL Design System plusのカラーオプションで、この有名なカラーシステムにアクセスできます。
進化したアルゴリズミックデザイン マリオネット
作業の自動化と時間短縮のためにアルゴリズミックデザインが恩恵をもたらすことは、設計者の間でより広く認知されてきています。使い勝手の改善と新しいノードの追加は、マリオネットをさらに簡単に、そしてパワフルにします。
シンプルなCOBieワークシートのデータ取り出し
BIMデータから維持管理のためのデータ取り出しがさらに容易になりました。ほかのBIMツールは読み出しだけの機能ですが、VectorworksのCOBieレポートは双方向でコントロールできます。BIMモデルを編集するとCOBieワークシートは自動的に更新され、COBieワークシートのデータ変更でモデル内の情報も書き換わります。
BIM対応ライブラリによるメリット
ほかのソフトウエアとデータ交換をしやすいように、すべての建築系シンボルにBIMデータを追加しました。Vectorworksに標準で搭載されているライブラリは、最新バージョンのIFC(IFC2x3、IFC4)とCOBie(v.2.4)に対応しているため、建物モデルを業界標準のIFCとCOBieに素早く確実に取り出すことができます。
ドア設定の拡張
ドアツールの設定が拡張され、一般的な引き戸や引き込み戸を作成できるようになり、カスタムモデリングの必要性が軽減されました。
ドア設定ダイアログボックスの簡素化
ドア設定のダイアログボックスのインターフェイスを簡素化し、必要なパラメータが必要なときに表示されるようになりました。新しく自由戸の形式を追加しました。
柔軟な窓ツール
新しいオプションでは、カスタムの枠の設定で、左右どちらのドレーキップ構成にするかをコントロールできるようになりました。
階段の新しい2D上面グラフィック
階段ツールの改良により、上面グラフィックを含めるオプションが追加され、階段のより正確な平面図や断面図を作成できるようになりました。
BIMobjectブラウザ
ArchitectとLandmarkでは、新しいインターフェイスのBIMobjectブラウザで、デザイン環境を離れることなくモデルに必要な正しいコンテンツを、これまで以上に速くさらに効率的に検索、ダウンロード、および配置できます。
操作と編集がしやすいトラスマグネット
マグネットを使った最新のトラス接続をご覧ください。この新しいオブジェクトはトラスシンボル内に配置され、自動連結システムを使用してトラスを結合する際に、より良いコントロールを可能にします。挿入後の編集に頼る必要はありません。マグネットは迅速で信頼性の高い接続方法を提供し、最初から常に正しい向きで接続します。
合理化されたリギングレイアウト作業
Vectorworksにおけるリギング設計は業界でも類を見ないものであり、ホイストツールの改良によって、設計のワークフローがさらに向上しました。2つのホイストツールが1つのツールに統合され、ファイルパフォーマンスを大幅に向上させるために再設計されました。新しいシンプルなインターフェイスにより、設計プロセスがさらに直感的になりました。インターフェイスの変更点には、ホイスト配置の改善、データタグオブジェクトを使用したラベル付けの容易化などがあります。
器具配置ツールの改善
照明器具を配置するときに、器具の番号付け方法を設定できるようになりました。器具配置ツールの新しいモードを使うと、目的の器具の設定や自動番号付け設定を配置前に行えるようになり、これまでの設定にかかっていた時間を大幅に節約します。器具配置後にモードや番号付けの設定に戻る必要はありません。
詳細にコントロールできる3Dラベル
垂直の吊り元位置ラベルを便利に表示できるソフトウエアはあまりありません。Vectorworks Spotlightは照明器具の3Dラベルを、あらゆるビューでどのように表示するかを直接コントロールできます。