バージョン別追加機能
Vectorworksの最新バージョンを利用することで、インターフェイスの改善や直感的で素早い作図・モデリング、数々の新機能が使用可能になります。
最新バージョンのVectorworksの搭載機能については、搭載機能の紹介をご覧ください。
Vectorworks|各製品の搭載機能の紹介各機能の説明には、その機能を搭載している製品を各プロダクトマークで表記しています。白抜きされたマークは、同機能が搭載されていない製品です。
A…Architect
L…Landmark
S…Spotlight
D…Design Suite(旧Designer)
Vectorworks 2023 SP4
クラウドプレゼンテーションの柔軟なレイアウト
クラウド プレゼンテーションのレイアウトの柔軟性とカスタマイズ性を向上させました。
舗床のドレープモード
舗床を構成するサイトモデルの表面にドレープを描く新しいモードです。
植栽のビジュアライゼーション改善
植栽エリア(植栽雲)の視覚化方法を改善します。
Omniverseコネクター
Vectorworksの3DモデルをNVIDIAのOmniverseに送信するための新ツールです。
3DドラッガーによるNURBS変形
変形ツールの 3Dドラッガーを使用して、NURBS曲線、BURBS曲面、および3D多角形を変形します。
USDファイル形式のサポート
USDファイル形式の取り出し/取り込みに対応しました。
ビューポートのパフォーマンス向上
ビューポートプレビューのメモリ使用量を削減しました。
Vectorworks 2023
地形モデル関係のコマンドをArchitectに追加
Vectorworks Architectに、地形モデル関連コマンド一式を追加しました。
BCFパレット
BCFマネージャをWebパレットに統合し、クラウドベースのサーバーを含む一般的なBCFサーバーと連携できるようになりました。
ケーブル計画の強化
電源計画パレットからモデル内のオブジェクトの選択と編集がより簡単に行えるようになりました。また、ケーブルパスが、関連するすべてのケーブルをデータタグにレポートできるようになりました。
クラウドプレゼンテーションの改善
レイアウト、背景、ピンのスタイルなど、全般的な改良を行いました。テキストやハイパーリンクベースのピンを作成する機能が追加されています。
カラーピッカー
Vectorworksのカラーピッカーが新しくなりました。
カスタマイズ可能なDWG入出力オプション
DWG/DFX入出力ダイアログが更新されました。入出力するオブジェクトとレイヤーの選択をカスタマイズすることが可能です。
データタグの強化
データタグオブジェクトの関連付けを変更したり、インスタンスごとに異なる単位を表示することができます。シートレイヤやデザインレイヤで使用するためのスケールの定義も可能です。
ドアと窓のダイレクトモデリング
3Dでは壁の面に長方形を、2Dでは配置したい場所に線を引くだけでドアと窓を作成できるようになりました。また、おなじみの変形ツールと同じ操作で、ドアや窓を簡単にリサイズできます。
レベル基準線
レベル基準線がストーリレベルに連動し、断面と室内展開図のビューポートに自動的に作成できるようになりました。
データマネージャの拡張
複数のデータセットを検索、フィルタリング、選択して編集することができます。マッピングのコピー機能により、あるオブジェクトから別のオブジェクトにデータマッピングをコピー/ペーストできます。
グラフィック凡例
建具表をはじめとする各種一覧表の作成を自動化します。スタイルはリソースとして保存でき、使用したリソースと自動的に連携できます。
生け垣ツールとオブジェクト
様々な樹齢の混合種または単一種の生垣を指定し、モデル化するための新しいツールです。
ホームスクリーン
Vectorworksの起動時にトレーニングや学習、製品メッセージ、成長の機会に関する情報を表示します。
IFC取り込みの改善
IFC取り込みが高速化され、より多くのアプリケーションからの取り込みが可能になりました。取り込み時にオブジェクトをフィルタリングする新たなオプションによって、取り込みファイルをより詳細に管理できます。
Revitコラボレーションの改善
より多くのRevitオブジェクトタイプをサポートし、インポートされたオブジェクトの構成が改善されました。RVTとRFAファイルタイプを参照する機能を追加しました。
数量拾いの改善
壁やスラブなどの高度なオブジェクトとその構成部品、手すりやフェンスのサブ部品に対応した新しいワークシート機能を搭載しました。
リソースライブラリの再編成
リソースマネージャのコンテンツライブラリを再編成し、より直感的で業界向けの名称に再編されました。
マリオネットオブジェクトスタイル
マリオネットオブジェクトは、リソースマネージャですぐに見つけられるように、「スタイル付きオブジェクト」として設定できるようになりました。
折れ戸と折りたたみ窓
折れ戸と折りたたみ窓の設定は、扉と障子部の数をユーザーで設定できるようになりました。一般的な複数建ての折れ戸や折りたたみ窓の構成を作成できます。
MVRサポート
Vectorworks SpotlightとVisionのMVRファイル交換の使い勝手を改善しました。
新しいジオリファレンス設定
マスターファイルのGIS設定を使用して参照ファイルを自動的に配置できます。GIS設定と座標は、好みの座標入力方法をメモしておくことができるので、より精確な地理参照データを取り込むことができます。
ノンブロッキングセクションビューポート
背景隠線部カットによりグラフィック性能が向上しました。
辺のオフセットツール
新しい辺のオフセットツールでは、平面および曲面から任意の辺、および関連する辺をオフセットできます。ツールには、3Dオブジェクトの曲面にも使用できるプッシュ/プルモードが追加されました。
すべてのユーザーにRedshiftを
MaxonのRedshift Everywhere構想を最大限に活用し、使用しているハードウエアの種類に関係なく、すべてのユーザーがRedshiftレンダリングスタイルにアクセスできるようになりました。
リギングワークフローの改善
ホイストとブライダルオブジェクトの統合を改善し、一貫性を持たせました。2本足のブライダルの動作が更新されました。また、シンボルベースのトラス接合部オブジェクトの操作性が向上しました。
敷地表面に移動コマンドの改善
オブジェクトを地形モデルの表面だけでなく、舗床やランドスケープエリアなどの別の表面に移動できるようになりました。
シェイドレンダリングの改善
より多くの光源オブジェクト、グローテクスチャ、環境光、反射をサポートするようになりました。
造成モード
Vectorworksの造成図形の改善により、「位置合わせ」「パス形式」「パス形式(境界線)」などの新しい造成モードを搭載しました。
スペースオブジェクト
データタグを利用するためのスペースラベルの改善
Spotlightの品質向上と強化
Lighting Deviceやワークシート機能に関するワークフローの一般的な問題を解決しました。
構造材のスタイル対応
構造材オブジェクトの改良により、構造材をスタイル設定し、そのパラメータを保存、編集できるようになりました。
GIS 参照ファイルのサポート
参照ファイルやビューポートのジオロケーション設定を目的ファイルに合わせることで、真北の角度を実現し、複数の建物やサイトの正確なジオロケーションを可能にします。
VectorworksクラウドLAN同期
Cloud Lan Syncのサポートにより、オフィスのイントラネットでのパフォーマンスが向上します。可能な限りローカルイントラネットにあるファイルデータを使用し、低速なネットワークでのダウンロードを回避します。
改善された壁
ドアや窓の挿入時のテクスチャマッピングと壁へのオブジェクト挿入の制御を改善しました。
Vectorworks 2022 SP3
Vectorworks Spotlightで.glTFをサポート
最新の.glTF/.glbファイル形式を使用したMVRワークフローのアップデートにより最新技術を活用でき、最新のDIN SPEC 15800:2022を満たします。
Datasmithダイレクトリンクツールの強化
ダイレクトリンク自動同期により、手動で同期ボタンをクリックすることなく、Vectorworks上での変更をTwinmotionに同期できます。
Datasmithメタデータへの対応
Vectorworksメタデータを追加することにより、TwinmotionおよびUnrealへのDatasmith取り出しおよびワークフローを強化します。
NomadのiOS LiDAR活用
AppleデバイスのiOS LiDARスキャナーを活用し、Vectorworksで利用可能な点群の作成が可能です。
NomadとWeb Viewの再設計
全体的なユーザーエクスペリエンス、インタラクティブ性、およびパフォーマンスの向上。大規模モデルの操作性を大幅に改善しました。また、WebビューとNomadの機能を揃えることで、同じユーザエクスペリエンスを提供します。
地域選択型クラウドストレージ
ユーザーが地域を選択できるようになったため、データがユーザーの地域外に保存されることがないように設定できます。
クラウドRedshiftレンダリング
Vectorworks 2022で搭載されたRedshiftのレンダリングスタイルの選択をクラウド上でサポートします。
NomadのiOSファイルappへの対応
iOSファイルappに対応したため、iOSの他社製モバイルアプリケーションは、Vectorworks Cloud Servicesとの間で保存と読み込みを行うことができます。
Vectorworks 2022
Appleシリコン対応
VectorworksがUniversal Binaryになり、Appleシリコンにネイティブ対応しました。
Civil 3D DWGファイルの対応
Civil 3Dファイルの取り込みに対応しました。取り込んだオブジェクトは、必要なジオメトリを含むそれぞれのグループ図形になります。
Twinmotionダイレクトリンク
モデルとTwinmotionを直接リンクする機能を導入し、Vectorworksで変更した内容をTwinmotionに簡単に反映できます。
ドアと窓の改善
壁の機能強化に伴い、開口部の構成要素回り込みに対応しました。また、壁への挿入位置を壁コア基準にできるようになりました。
GISとBIMのファイル交換
DWGファイル、画像、IFCファイルに埋め込まれたジオリファレンスデータを読み取ることができるようになり、地理空間情報を失うことなくファイルを取り込み/取り出しできるようになりました。
ワークシートの拡張
インターフェイスの改善により、複雑な対象オブジェクトのレポート、一覧表、材料の拾い出しの生成が容易になりました。また、ワークシートを簡素化し、条件ダイアログ、検索機能のインターフェイス、数式バーが再設計されました。
GISのさらなる統合
GIS/BIMワークフローの効率が向上しました。デザインレイヤを使用してベクトルジオメトリやデータにアクセスし、膨大な量の情報を設計に組み込むことができます。また、デザインレイヤからArcGIS フィーチャ レイヤーに戻って取り出しやアップロードができるようになりました。
樹木調査データのGIS対応
GISに対応し、地理座標系および直交座標系の位置パラメータが組み込まれたため、さまざまな樹木調査タイプを取り込むプロセスが簡素化されました。
隠線レンダリングのノンブロッキング化
隠線レンダリングのビューポートを更新する際、バックグラウンド処理が可能になりました。
グラフィックの最新化
Vectorworks Graphics Module (VGM)が、macOSの「Metal」とWindowsの「Direct X」に対応しました。
舗床の強化
舗床ツールに新しく舗床スタイルが追加されました。主要なエリアと境界線の構成要素を個別に調整できるため、敷地ごとに柔軟な設定が可能です。また、リソースマネージャやオブジェクト情報パレットを使って、ドキュメント全体の舗床を編集できます。
IFCの相互運用性
Quantity Take OffとIFC4の要件を満たすためのサポートの強化。
植栽オブジェクトの改良
植物の根域の設定により、地下も含めた植栽を表現できます。植栽オブジェクトに追加された機能により、根鉢と植穴範囲の2Dおよび3D表現が可能になりました。
ケーブルと電力計画
ショーやイベントで必要なケーブルや電源を効率的に計画し、ドキュメントやインベントリリストの作成、設営リストや必要な電力負荷のワークシート構築が容易になりました。また、リンクされたオブジェクト間にケーブルを挿入する作業が自動化されました。
Redshiftレンダリングモード
Maxon社とのパートナーシップにより、新しいGPUアクセラレーションレンダリングモード「Redshift」を導入しています。Redshiftは、光源、反射、ボリュームライト効果、カメラエフェクト、アンチエイリアスなどの機能を使用して、デザインを犠牲にすることなくレンダリングパフォーマンスを向上します。
トラス自動連結の改善
自動連結システムを使用してトラスを結合する際に、マグネットによる迅速で信頼性の高い接続方法を実現し、正しい向きで接続します。
ソフトグッズのアップデート
台座、支柱、両面ドレープのセットアップなどのオプションが増えました。スタイルに対応したことで、ソフトグッズを挿入した後にパラメータを調整することなく追加できます。また、重量計算のコントロール性が向上しました。
強化された概略図
概略図の配置を選択できるようになりオブジェクト編集が改善されました。オブジェクトのスナップがより論理的になり、オブジェクト情報パレットからプロパティにも直接アクセスできるようになりました。
階段の直接編集
階段のプラグインオブジェクトが強化され、2Dと3Dの両方のビューでインタラクティブな配置と変形が可能になりました。改良された変形ツールでは、ダイアログボックスを開くことなく、階段の辺の長さ、幅、全体の高さを設定できます。
地形モデルの構成要素
地下の地層を地形モデルの構成要素として定義できます。新しい地形モデル構成要素は、2Dの立面図、断面図、テクスチャ付き3Dビューで精確に表現できるソリッドジオメトリを作成します。地層の固定または可変の厚さにも対応し、精確なBIMモデルを作成できます。
面ごとのテクスチャ割り当て
1つのソリッドモデルの異なる面にテクスチャをマッピングし、大きさを変更する機能などが追加されました。オブジェクト情報パレットのレンダータブが刷新され、オブジェクトのさまざまな面のテクスチャを簡単に表示・管理できるようになりました。
ユーザーインターフェイスの改良
属性パレットのモダン化と、精確で即時性のあるビジュアルプレビューを提供します。また、スマートカーソルの設定、スナップオプション、スナップのオン/オフの切り替えなどに素早くアクセスできるようになりました。
壁構成要素のコントロール
開口部に壁構成要素の回り込みを定義し、より現実に近いBIMモデルと精確な2D図面を作成できます。また、通常の壁と円弧壁を単一の壁オブジェクトに統合し、より簡単で精確なレポートを作成できるようになりました。
Vectorworks 2021 SP3
GDTFフィクスチャの直接編集
Vectorworks上で照明器具のGDTFを直接編集・更新できます。
Vectorworks Cloud Servicesでのプロジェクト連携強化
Vectorworks Cloud Servicesに保存されている共有フォルダーにアクセスして編集することが可能です。
Solibri ダイレクト
VectorworksユーザーがVectorworksデザインシリーズとSolibri Officeとの間で双方向の接続を行うことを可能にします。
Datasmithファイルフォーマットのサポート
Vectorworksのモデルとデータを、Epic Games製品のUnreal EditorやTwinmotionにエクスポートが可能です。
Vectorworks 2021
3Dモデリングの機能強化
プッシュ/プルツールの改良により直線オブジェクトなどがサポートされ、ソリッドの面を分割してジオメトリを編集する操作がより効率的になりました。面やエッジをハイライトするだけで直接編集画面に入ることができます。
オーディオツールの改善
スピーカーとスピーカーアレイツールがVectorworksのシンボルと連動するようになり、幅広いコンテンツへのアクセスが可能で、よりリアルな外観のモデルを作成できるようになりました。
ケーブルツール
プレビュー機能とともに再設計されたケーブルツールは、2Dと3Dの両方での作業をより柔軟にする新しいワークフローを提示します。
切り離し可能なタブパレット
オブジェクト情報パレット、ナビゲーションパレット(デザインシリーズのみ)、およびビジュアライズパレットの各パレットからタブを切り離して、タブ同士をドッキングしたり、フローティングできるようになりました。
配列複製とポイント間複製
配列複製コマンドが3Dビューで動作するように強化され、より使いやすくなりました。また、ポイント間複製ツールで利用可能なモードが追加され、ツール使用時に操作をライブプレビューできるようになりました。
Excelファイルの取り込み/取り出し
Microsoft Excelファイルをサポートしたため、ExcelとVectorworksのワークシート間でデータや書式設定を直接転送できるようになりました。
勾配ツールの強化
勾配オブジェクトをネットワーク化し、ネットワークへの変更を自動化することで、反復的な設計プロセスをさらにサポートします。ネットワークの一部で行われた変更は、残りの勾配オブジェクトに反映されます。
ランドスケープエリアの拡張
ランドスケープエリアの機能強化により、他のランドスケープやBIMソフトウエアでは実現できないような、地形の起伏に沿ったソフトスケープや植栽群の表現が可能になりました。
Lighting Deviceオブジェクト
Lighting Deviceオブジェクトを再設計し、全体的な性能と安定性を向上させました。新しいフォーカスエリアを指定する機能により、照明の設定がより直感的になりました。
マテリアル
マテリアルを使用すると、平面図や断面図での2Dおよび3D表現を含む、材料のグラフィカルな属性やデータをすべて一ヶ所で定義できます。加えて、構造特性、製品データ、物理的特性を定義することができ、構造、エネルギー、分類情報の一元管理を提供します。
プロジェクト共有サーバー
「プロジェクト共有」が、独自の「プロジェクト共有サーバー」からアクセスできるようになりました。より多くのサーバー構成をサポートし、スムーズなコラボレーション環境を構築することができます。
クイック検索
必要な単語を入力するだけで、ツールやメニューコマンドを素早く検索して候補を表示します。Vectorworksは入力文字に最も近いツールやコマンドを検索結果として表示します。
手摺/フェンスツール
手摺やフェンスに3D編集ポイントが追加されたため、モデル内でオブジェクトの各部分を直接動かすことができます。新しい結合ツールでは、マウスをクリックするだけで手摺やフェンスを結合できます。
図面マーカー
図面マーカーを強化し、これまで以上のドキュメントワークフローを実現しました。立断面指示線、室内展開図マーカー、参照記号、詳細引出線、図面ラベルは、完全にカスタマイズ可能なツールとして強化されました。
スマートオプションディスプレイ
スマートオプションディスプレイはカスタマイズ可能で、よく使うツールセット、最後に使ったツール、ツールモード、ビューなどに少ないマウスクリックで簡単にアクセスできます。
グリッド線ツール
新しいグリッド線ツールを使用すると、カスタマイズ可能な通り芯を作成できます。グリッドを平面で作図するだけで、すべての変更がすべてのビューに自動的に表示され、図面作成プロセスを合理化できます。
3D操作を高速化するVGMキャッシュ
Vectorworks Graphics Module(VGM)を最適化したため、マルチコアプロセッサマシンでのユーザーエクスペリエンスが向上しました。新しい環境設定によってVGMキャッシュを保存できるようになり、ファイルの読み込みが速くなりました。
Vectorworks 2020 SP3
Enscape for Vectorworks
Windowsプラットフォームで作業するVectorworksユーザーは、リアルタイムレンダリングアプリケーションを提供するEnscapeのベータ版が利用可能になりました。
GDTFおよびMVRサポートの改善
GDTFファイルをVectorworks Spotlightに直接インポートできるようになりました。ファイルのデータは、あらゆるライティングデバイスに適用することができ、リソースマネージャーで完全に管理することができます。
Vectorworks 2020
データマネージャ
多くの種類のデータを管理しやすくするデータマネージャが搭載されました。IFCや任意のレコードフィールドをプリセットして制御できます。
強化されたデータタグ
タグの倍率や新しいタグフィールド、タグの直接編集、そして新しいワークシート関数といったオプションにより、プロジェクトのドキュメンテーションで表示する情報を自動化し、制御することができます。
詳細な座席セクションレイアウト
スタイル設定が実装されたことで、同じ設定による複数の座席セクションレイアウトの作成、クラスによる表示設定の制御、通路の作成、およびフォーカスポイントに対するさらに的確な制御が行えます。
DMXパッチ
新しいパッチウインドウでは、インタラクティブでグラフィカルなインターフェイスにすばやくアクセスして、自身の照明デザインから、器具のパッチ、トラッキング、およびエラーチェックを直接行うことができます
ドアと窓の改善
改善されたドアと窓ツールによって、切断面より上および下にある高窓の表現を調整するなど、優れた制御が可能になります。さらに、新しいバーンドア設定では、複数扉、レール、オフセットなどのオプションを利用できます。
DXF/DWG変換プロセスの改善
DXF/DWG画層からVectorworksクラスへのマッピングが容易になります。VectorworksとDXF/DWGベースアプリケーションとの間で、より整合性のあるマッピング規格と、より優れた図面データの管理フローが実現します。
統合されたGIS
新しい地理情報システム(GIS)ツールセットとEsriのArcGISオンラインサービスにより、GIS情報とBIMモデルとの統合が格段に容易になりました。
強化された断面ビューポート
重要な建物要素(窓、ドアなど)に対する詳細レベルの制御、個別のオブジェクトで断面の設定を調整する機能、陰線レンダリングされたビューポートで面の色やプレイナー図形を表示するオプションなど、ドキュメンテーションの合理化に役立ちます。
舗床の位置合わせモード
他の3Dジオメトリを使用して、舗床オブジェクトの位置を3D多角形、勾配、道路、または他の舗床と合わせることができます。
ヒンジトラス
ヒンジプレートを使用することで、トラスシステムの連結や回転をさらにリアルに表現できるようになりました。
履歴ベースの3Dモデリング
3Dソリッドモデリングコマンドが、さらに柔軟かつ直感的になりました。数多くの順序と組み合わせがサポートされ、オブジェクト作成の手順や、デザインプロセスの終盤に特定の処理を修正できます。
IFCの参照
IFCファイルの参照機能により、再度取り込む手間がいらず、IFC情報を管理する作業が最小限になり、共同作業におけるワークフローの変更管理がさらに容易になります。
リスト表示の直接編集
ナビゲーションパレットやオーガナイザダイアログボックスなどで、リストブラウザのフィールドを直接編集できます。
作業中のデータ可視化
作業中のデザイン環境におけるデータの可視化が可能です。レコードなどを使用して自由にオブジェクトに情報を付加することで、デザインを行いつつ、エラーから意思決定に与える影響までのすべてを表示できます。
Revit取り出し
VectorworksでRVTやRFAファイルを取り出せるようになり、安心してRevitユーザと作業することができます。
概略図機能
概略図を使用して3Dモデル形状の2D平面表現をデザインレイヤに配置し、ワークフローを大幅に促進できます。2D概略図は3Dモデルを動的に参照しているため、どちらかのビューを調整すると、もう一方も更新されます。
Vectorworks Graphics Moduleの改善
影になったオブジェクトの非表示、メッシュの自動削減、およびネイティブオブジェクトの詳細レベルの簡素化などが改善されました。Vectorworksファイルのパフォーマンスが劇的に改善しています。
ビデオカメラオブジェクト
ビデオカメラツールが搭載され、レンズ、ボディ、スタンドのシンボルを任意の組み合わせで設定できます。カメラをアクティブにすることで実際のテレビスタジオのようにカメラアングルに切り替えながら配置計画を確認することができます。
ウォークスルーアニメーション
ウォークスルーパスとカメラの動きを、本格的なリアルタイムアニメーションに変換できます。さらに、クラウドでのレンダリング機能によって、ワークフローを妨げることなく、アニメーションを作成できます。
ウィジェットグループ
オブジェクト情報パレットにウィジェットグループが実装されました。必要に応じて特定のグループを展開/折りたたみでき、不要なスクロールを低減します。
Vectorworks 2019 SP3
クラウドプレゼンテーション
直感的なドラッグ&ドロップのインターフェイスで、デザインのプレゼンテーションを作成し、インタラクティブな360度パノラマ画像をリンクさせることができます。
Vectorworks 2019
ハイブリッドオブジェクトの2Dコンポーネント
シンボルやプラグインオブジェクトの詳細度を完全にコントロールできます。どのようなハイブリッドオブジェクトでも、右クリックして編集画面に入るだけで、平面図や立面図、断面図に必要な図面表現を作図できます。
3Dビューで機材の配置とSpotlightオブジェクトのモデリング
ステージ関係のオブジェクトと舞台照明メニューのコマンドがアップデートされ、3D空間内で自動的に面を検知しスナップすることでより直感的な作業を可能にしました。
地形モデルの3D表面編集
変形やプッシュ/プル操作ができる、地形モデル用のダイレクトモデリング機能が搭載されたため、素早く簡単に、しかも直感的に3D形状を変形できます。
AutoTURN Onlineによる車両軌跡のシミュレーション
Transoft Solutions, Inc.との新しいパートナーシップによって、どのプロジェクトからでも簡単に車両アクセスの解析ができるようになりました。
垂直トラスの設計と自動接続の改善
地上設置サポートを含む、一般的なトラスタイプやトラスの方向、トラスの接続をサポートしました。自動接続エンジンが強化され、垂直トラスシンボルとトラス連結部のオス/メスタイプにも対応しました。
ブライダルツールの搭載
ブライダルの作成に対応するツール群を搭載しました。スタックブライダルや、2本吊り、3本吊り、4本吊りのブライダルを使うことで、パーツリストや組立図を作成できます。
オブジェクトカタログ
すべてのキャビネットを含むさらなる建築要素に、カタログスタイルのサポートを拡張しました。メーカーのカタログデータを選択することで、キャビネットの定義や設定を素早く行えます。
新しいクリップキューブオプション
シートレイヤビューポートでクリップキューブを利用できるようになりました。レンダリング設定やスタイルを割り当てることで、断面図やパース図を効率的に作成し、目を引くプレゼンテーション資料の作成を可能にします。
データタグ
データタグは、個別に、または自動的に複数のオブジェクトをタグ付けし、グラフィック表示を自由にカスタマイズできます。
構成要素に対応した舗床オブジェクト
舗床オブジェクトの改善により構成要素に対応したことで、舗装材やモルタル、コンクリートや砂利などを再現できます。また、スラブ水勾配ツールとともに使うことで舗床に水勾配を設定できます。
カスタマイズできるIFC取り出し
IFCデータマッピングの革新的な改善によって、取り出しオプションと対象データを指定することで、BIMデータ互換を確実に行うことが可能です。
イメージエフェクト
Vectorworks上で主要な画像編集ができるようになりました。
Revitとの連携強化
Revitファミリを一括で取り込むことができ、より簡単にメーカー製オブジェクトを活用できます。また、Revitモデルに含まれる建物要素はVectorworksオブジェクトに変換されます。
PDFワークフローの改善
PDF注釈の表示/非表示の切り替え、スナップの改善、背景色のコントロール、複数PDFの素早いリサイズ・整列など、新しいオプションが追加されました。
階段オブジェクトの強化
あらゆる設計シーンで階段の上部と下部を精確にカスタマイズできるオプションを搭載し、リソースセレクタから階段リソースにすぐにアクセスできるようになりました。さらに階段と床の接続部を簡単に設定できる機能も追加されています。
照明用番号付けコマンドの効率化
新しい照明用番号付け機能で、器具類の番号付けが素早く柔軟に、複雑な序列でも合理的に行えるようになりました。
レイヤとクラスのフィルタリング
キーワード検索や特定の条件に合致するレイヤやクラスのフィルタリングによって、すぐに目的のものを見つけることができます。
My Virtual Rigでコンソールとのコラボレーションを改善
MVRはオープンファイルフォーマットの集合で、プロジェクトで使用した照明機材のすべてのGDTFと、完全な3Dモデルデータ、位置や3D要素に関するデータを含んでいます。MVRによってプレビジュアライザとのプロジェクト進行が容易になり、Vectorworksとコンソールでデザインを直結できます。
天井や床の形状に合わせられるスペースオブジェクト
スペースオブジェクトを壁や床、天井や屋根などの形状に合わせることができます。室容積や面積の計算、視覚化において、より精確な表現が可能になります。
植栽データソース
「植栽データソースを選択」コマンドを使うと、デフォルトの植栽データベースを開くか、オンラインリソースから特定の植栽カタログを開くかを選択できます。
シンプルな植栽計画作成
植栽設定ダイアログボックスのインターフェイスを改善しました。植栽計画のワークフローがより分かりやすくなり、新しく使い始めるユーザも取り組みやすくなりました。
トラスの置き換え機能
システム全体の設計を維持したまま、変更された特定製品の要件に適応させることができます。また、一括でタイプやメーカーを置き換えることができます。
スペーススタイル
スペースオブジェクトがスタイルに対応したため、効率的な作成・管理を可能にします。スタイルには使用用途や表示色、クラスなどの情報を登録できるため、素早く、矛盾なく多くのスペースを取り扱うことができます。
効率的な断面図の作成
断面の属性表示は、より汎用的な設定がデフォルトになりました。さらに立断面指示記号やリンクされていない断面線から、コンテキストメニューで直接断面を作成できるようになりました。
表題欄管理をよりシンプルに
プロジェクトでファイルを何枚使用していても、任意の1枚のファイル上から複数ファイルをまたいで表題欄を管理することができるようになりました。
Vectorworks Graphics Moduleで高速になったシートレイヤ表示
先進的GPUの活用によるマルチスレッドテクノロジーで、デザインレイヤと同じように、シートレイヤでもパンやズーム時に高いパフォーマンスを発揮します。
Vectorworks 2018 SP3
Bluebeamとクラウドサービスの統合
Vectorworks Cloud ServicesのWebポータルからBluebeam Studio Sessionの起動、参加者の招待、PDFの更新が可能です。
写真から3Dモデルを生成
リアリティキャプチャー技術を用いた基本的な写真測量で、対象物を撮影した複数の写真をクラウド上で処理し、3Dモデルを生成します。
Vectorworks 2018
展開図・断面図の直接編集
ビューポート上で3Dモデルを直接編集できるようになりました。断面ビューポートでも、3Dビューを変更することで3Dモデルの状態を確認しながら作業が可能です。
地形モデル等高線の直接編集
地形モデル設定と2D等高線の編集機能が改良されました。曲線の編集と同じようにそれぞれの2D等高線を編集できます。
植栽ラベルの強化
2D植栽ラベルに植栽画像を利用できるようになりました。植栽ラベルやワークシート内で凡例のように画像を表示することで、図面の見やすさが向上します。
強化されたリソースマネージャ
複数のファイルを開いているときの作業性が向上しました。さらに、ナビゲーションオプションや縦型レイアウトが改善され、よく使うリソースの表示、編集、管理がしやすくなりました。
強化された座席セクションレイアウト
配列タイプの追加や複数の椅子を組み合わせて配置できるようになりました。複雑なレイアウトができるようになり、番号付けオプションやグラフィック属性の割り当てなど、精確な座席レイアウトを表現できます。
Webビュー取り出しの強化
Webビュー取り出しがクリップキューブに対応しました。さらにファイル最適化とレンダリング設定も追加され、パフォーマンスに優れた軽量なモデルを生成できるようになりました。
群葉ツールの追加
群葉ツールが搭載されました。美しくリアルな生垣、刈り込まれた植栽、カーポート、パーゴラなどが作成しやすくなります。
GeoTIFF画像の取り込み
ジオリファレンス情報を含むTIFF画像(GeoTIFF)を取り込むことができるようになりました。
樹木データの取り込み/取り出し
GISや樹木調査データから既存の現地状況を再現できるようになりました。位置情報を含む樹種データから既存樹木オブジェクトを作成したり、Shapefile、TXT、DXF形式に取り出すことができます。
建築図面におけるグラフィック表現の改善
壁結合や、壁・スラブ・屋根の構成要素の断面表示が改善され、3Dモデルから高品質な図面を素早く柔軟に取り出すことができます。
Revit取り込みの改善
RevitデータをVectorworksのシンボルやテクスチャ付きオブジェクトへ変換しながら取り込むことができます。
サブディビジョンサーフェス編集機能の改良
サブディビジョンモデリング機能の強化により、ケージの面の開閉やエッジの追加・削除を行う新しい編集モードが追加され、モデリングがより速く、簡単になりました。
Vectorworks Cloud Servicesの改良
Vectorworks Cloud ServicesでGoogle DriveやDropboxが使えるようになりました。また、Cloud Servicesポータルサイトが刷新されました。
メッセージセンター
Vectorworks サービスパックの提供やセミナーの開催などの重要な情報を、Vectorworksのインターフェイス上で直接受け取ることができます。
IFC BIMデータのアクセス改善
IFC関連データがデータパレットのレコードタブに表示されるようになりました。情報の確認や入力、編集を直感的に作業でき、BIMプロセスを効率化できます。
マルチビュー機能の搭載
複数のビューウィンドウでプロジェクトを複数の方向から同時に確認できるようになりました。
プラグインスタイルの対応拡大
プラグインスタイルが拡充され、多くのプラグインオブジェクトがプラグインスタイルに対応しました。
Renderworks パノラマレンダリング
360度のインタラクティブなパノラマビューを取り出すことができるようになりました。
壁オブジェクトの改良
スタイル割り当てされた壁でも構成要素の高さを個別に変更できるようになり、壁端部の改善、構成要素の用途設定や複数同時編集が追加されました。さらに、すべての属性をクラススタイルに切り替えるオプションが追加されました。
図面発行作業の合理化
発行日に基づいたパブリッシュ機能と、密接に統合された新しい図面枠によって、図面発行作業がとてもシンプルになりました。プロジェクトを通じた設計図書、版情報、レポートの作成と発行がさらに自動化されます。
ワークシートの効率化
インターフェイスの刷新によりワークシート操作が簡単になり、レポートと一覧表の作成にアクセスしやすく、作業が自動化されました。
アップグレードされたRenderworks
ヘアライン設定が改善されたメタルシェーダや布地を表現する布シェーダ、写真に合成しやすくなるシャドウキャッチャー、短時間でディスプレイスメントマッピング効果を得られるパララックスバンプ設定が搭載されました。
ビデオスクリーンとスクリーンセットのズームオプション
プロジェクターとスクリーンの投影距離が確認できる機能に、ズームレンズの投影範囲を表示するオプションが追加されました。さらに、ズームの最小、最大の範囲をクラスで色分けできます。