8月20日、Vectorworks教育シンポジウム2010を開催。

現在、デザイン教育の現場では、CADによる授業が必要不可欠となり、Vectorworks導入も拡大しております。

「Vectorworks教育シンポジウム」では、「デザイン教育とデジタル環境の可能性」をテーマに、近年、注目されているCADによるコンピュータ・シミュレーションや、アルゴリズミックデザインというデジタル手法を取入れたデザイン教育の基調講演、特別講演、さらに、OASIS加盟校による建築、インテリア・プロダクトの専門別の分科会に加え、CADリテラシ−を開催。学生の作品を展示。学校関連はもちろん、企業内にてCAD/IT等教育のみなさまへ、今後のCADを使ったデザイン教育の進展に寄与することを目指し、開催いたします。

 
開催日
2010年8月20日(金) 10:30〜17:30(受付 10:00〜)
開催場所
大手町サンケイプラザ(大手町/東京駅前)
申込方法
入場無料/事前申込制(お申込みはこちら>>
基調講演 分科会 展示 会場
 
OASIS加盟校の大学、工業高等専門学校、専門学校よりCAD教育の現状をご講演いただきます。建築、インテリア・プロダクト、CADリテラシーの各セッションがあり、現在のCAD教育の現状とこれからを紹介いたします。
14:30〜15:20
授業やプロジェクト活動を通した3次元設計教育
金沢工業大学 環境・建築学部
准教授 下川 雄一 氏

大学でのデジタル環境を活用した教育・プロジェクト活動の紹介。複数ソフトウェアを適材適所で連携活用する授業、および学生の課外活動として実施している月見光路(大学主催の光アートイベント)プロジェクトやインテリアデザインプロジェクトでのものづくりプロセスにおけるCAD利用事例、更には環境土木学科や地域企業とのコラボによる空間情報プロジェクト(レーザー計測活用、BIM勉強会など)やその応用事例などを紹介。
15:30〜16:20
美大・空間系のCAD実習と演習 モノへの新しい視点
女子美術大学 短期大学部 空間インターフェース系
非常勤講師 五十嵐 進 氏

MiniCADとVectorworksの20年、全てはマニフェストから始まる、会報から出版。そしてUsersGroupからデザイン教育の現場へ。授業目標は狭義のCAD=設計製図という概念にとらわれず、デザインプロセスに於ける仮設と検証の道具として用いる。目標は3Dシュミレーションやポートフォリオ作成を通してVectorworksやPhotoshop等による情報編集を習得する。
16:30〜17:20
Vectorworksによる工業高等専門学校でのデザイン教育について
豊田工業高等専門学校 建築学科
助教 武田 紀子 氏

工業高等専門学校は5年一貫という長い教育システムと、本来であれば高校生という早い段階からの専門教育が特徴である。こうした中でのデザイン教育におけるCAD教育の位置付けと、CAD教育後に参加する全国高専デザインコンペや、外部コンペ等でのCADを用いた取り組み、作品の様子を紹介します。
14:30〜15:20
デザインをするための、ツールとしてのCAD教育
ICSカレッジオブアーツ
インテリアアーキテクチュア&デザイン科
講師 戸國 義直 氏

デザイナーの卵達が、真に必要なツールとしてVectorworksやCGレンダリングソフト、さらにイラスト系ソフトなどをどのように習得させてゆくべきか? インテリアデザインの単科校として、アナログとデジタルの融合、そして、今まで培って来たノウハウを元に先進的な教育システムを整備してきた経験などを交えて、皆様に紹介して行きます。
15:30〜16:20
デジタルデザインの「万能性」と「多能性」
バンタンデザイン研究所
講師 柴田 映司 氏

「創造する力、実現する力」を育成するデザイン教育において、CADは決して「万能」ではなく、多くの手法との融合により威力を発揮する「多能」なツールである。CAD教育におけるリバースデザイニングの可能性を紹介する。
16:30〜17:20
想いを形にするツール
八戸工業大学 感性デザイン学部
講師 宮腰 直幸 氏

八戸工業大学感性デザイン学部感性デザイン学科は、工業大学の中にある文系のデザイン学科である。今年で学科設立から6年となるが、当初よりCADを「想いを表現する重要なツール」と位置付け、必修科目として授業を実施してきた。文系の学科であるため、学生は数学を苦手としており図面を読むことも難しい。しかし、彼らはCADをあたかもスケッチブックのごとく使い、自分が想像するものを巧みに作り出している。今回は設計図を作るためのツールとは異なるCADの使われ方をご紹介します。
 
14:30〜15:20
定量的設計のすゝめ「建築CAD演習課題コレクション」
東海大学 旭川キャンパス 非常勤講師
青山 哲夫 氏

定性的な設計課題で時代を担う設計者は育つのか? Vectorworksによる定量的設計テクニックの課題と指導法を紹介します。 ▼設計は数値と仕様に置き換えられる▼図形はルールとパラメータに置き換えられる ▼操作はオブジェクトとメッセージに置き換えられる▼情報はデータと処理体系に置き換えられる ▼定量的設計はデザインをデータに変換し情報にまで高める▼プラグインは無限のシミュレーションを可能にする ▼CADのプログラミングはかくも簡単に伝授できる▼ OCARINAはアクティビティの優劣を一目瞭然にする ▼情報リテラシーはCADのコミュニケーションに必須の素養
15:30〜16:20
教材研究「力のスケッチ」〜新しい教材のかたち〜
エーアンドエー株式会社
首席研究員 大河内 勝司

みなさん、美しい造形に出会うたびに新しい発見がありませんか?そして、かたちの秘密を探究したくなる。ご存知の通り、人間の感性、感覚は、どんな道具よりも優れており、デザインは人の手からはじまるのです。このセッションでは、スケッチとVectorworksを融合した新しい教材をご紹介しながら、これからの教材をみなさんと一緒に探し求めます。
[プレゼント] 参加のみなさんに、力のスケッチ専用プラグインをプレゼント。
(Vectorworks2010 Mac版の方に限ります。予めご了承ください。)
 
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