Vectorworks Cloud Services
Vectorworks Cloud Servicesは、クラウドを介して、さまざまなデバイスと作成した図面ファイルを共有できるサービスです。
Service Selectをご契約いただくことで契約期間中、契約者専用機能を含んだすべての機能をご利用いただけます。例えばメインPC上のCloud Servicesデスクトップアプリを経由して、クラウドにファイルを保存、クラウド上でPDF化されたファイルに、外出先のインターネットブラウザを通して閲覧することができます。さらに、クラウドを使って3Dモデルが含まれたファイルをレンダリングしPDF化することもできます。ファイル共有はiPad/iPhone/Androidとも可能、アプリを介して、朱書きやマーキングを行うことも可能です。
クラウドサービスの利用イメージ
Cloud Servicesは、メインパソコンからクラウドポータルと同期させて、ファイルをアップします。アップされたファイル内のシートレイヤは、自動的にPDF出力、他のデバイスからも閲覧や朱書きすることができます。
これらを活用することで、例えば、「事務所で作成したファイル(図面や3Dモデル)を保存し、そのまま現場や打合せに外出、外出先でPDF化(レンダリング)されたデータにアクセスしプレゼンなどに利用する」なども可能になります。
- それぞれのパソコン/デバイスからアクセスするにはログインID/パスワードが必要です。
- ログインID/パスワードは、Service Select契約後にお客様自身で作成されるVectorworksカスタマーポータルのログインID/パスワードと同じものです。


Vectorworks Cloud Servicesポータル
「Vectorworks Cloud Servicesポータル」は、Vectorworksファイルを保存するクラウド上の領域です。利用者は20GB※の容量が利用でき、パソコンからアップロードされたファイルのシートレイヤをPDFにして自動生成します。さらに、レンダリング設定されたシートレイヤ3Dモデルを自動でレンダリング、PDF生成します。クラウド上のファイルへは、ブラウザ/各アプリからアクセスでき、emailによる配布(送信)を行うことも可能です。
- Service Select未契約の場合は2GBまでとなります。
パソコンでもタブレットでも図面やパースの閲覧が可能
Cloud Servicesは、メインパソコンからクラウドポータルと同期させて、ファイルをアップします。アップされたファイル内のシートレイヤは、PDF出力して他のデバイスからも閲覧や朱書きが可能です。
打ち合わせ現場には紙ではなくタブレットで
例えば、事務所で作成したファイル(図面や3Dモデル)を保存し、そのまま現場や打合せに外出、外出先でタブレットからPDF化されたデータにアクセスしプレゼンなどに利用するなども可能になります。
VectorworksファイルをPDF化して閲覧や朱書き
専用アプリのNomadを利用することで、タブレットから、PDFの閲覧・朱書き・計測などが可能。また、朱書きしたファイルは別名保存ができ、ファイルをメールで送信もできます。
Vectorworksファイルを処理して3Dシーンを作成
Cloud Servicesは、Vectorworks ファイルを処理して3Dシーンを作成し、専用アプリのVectorworks Nomadで表示できます。3Dビューで表示することで3Dモデルをフライオーバーやウォークスルーが可能。背景色を変えたり、 レイヤの表示・非表示などもできます。
Service Select契約ユーザーと一般ユーザーの違い
Cloud ServicesはすべてのVectorworksユーザーが利⽤可能ですが、Service Select契約ユーザーと⼀般ユーザーでは利⽤できる機能が異なります。
機能 | Service Select 契約ユーザー | 一般ユーザー |
---|---|---|
ストレージ容量 | 20GB | 2GB |
Dropbox、Google Driveとの統合 | ||
Bluebeamとの統合 | ||
VWXファイルからPDFを生成 | ||
VWXファイルから3Dモデルを生成 | ||
PDFの閲覧、注釈の追加 | ||
VRモードで3Dモデルを閲覧 | ||
PDFファイルでのオブジェクトの採寸 | ||
写真から3Dモデルを生成 | ||
マイプレゼンテーションの作成 |
Vectorworks Cloud Servicesにアカウント登録することで、一部機能がお試しいただけます。
クラウドポータルでの操作

クラウドポータルにアクセスし、ユーザー名、パスワードを入力してログインします。


クラウドポータルでできる主なこと
Vectorworks Cloud Servicesデスクトップアプリ
「Vectorworks Cloud Servicesデスクトップアプリ」は、Vectorworksを使用するパソコンにイスントールし、パソコンとクラウドポータルをシームレスに繋ぐ、アプリケーションです。インストールを行うと「Vectorworks Cloud Services」フォルダが自動的に生成され、Vectorworksファイルを同フォルダに保存するだけで、クラウドと同期(自動/手動)します。クラウドで生成されたPDFもCloud Servicesフォルダに自動的に生成されます。
アプリ設定では、パソコンの起動と同時のログイン、同期タイミング(日時)設定、フォルダパス設定、ポータルへのアクセスができ、好きなタイミングで同期することが可能です。
Vectorworks Nomad (スマートフォンアプリ)
Vectorworks Nomadモバイルアプリを使用すると、Vectorworksファイルにどこからでも、いつでも必要な時にアクセスできます。
ご使用のiPhoneやiPad、AndroidデバイスからPDFファイルを閲覧したり、注釈を加えたりすることもでき、デバイス同士や同僚とそれらを共有、同期することができます。さらに、あなたのデザインを360度パノラマで保存してVRヘッドセットで閲覧することで、フォトリアリスティックな没入体験をプレゼンテーションすることができます。
「Nomad」は、iOS 、Androidに対応し、各ストアから無料でダウンロードが可能です。
Vectorworks Cloud Servicesのデスクトップ/モバイルアプリケーションはこちらからダウンロードいただけます。
- 【教育機関の方へ】
- Vectorworks Cloud Servicesは、ご契約時にService Selectポータルの利用ユーザーに指定された従業員と教員のみ利用できます。学生は利用いただくことはできません。あらかじめご注意ください。