[製品仕様・技術情報]
| MacOSX El Capitan(10.11)上で確認されているVectorworks2015シリーズの不具合について（2015年10月19日掲載） |
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El Capitan環境上でVectorworks2015シリーズを使用した場合、以下の不具合が発生することが確認されております。ご不便をお掛けいたしますが、ご了承いただけますようお願いいたします。▼ダイアログボックスの表示順序が不正になる複数階層構造のダイアログで、下層のダイアログに入ってこれを閉じた場合、それより上層のダイアログの表示順序が不正になります。すぐ上のダイアログではなく、その更に上にあるダイアログがアクティブになるため、ダイアログが閉じにくくなります。これはVectorworks以外の他アプリケーションでも発生する場合があり、El Capitan側の挙動に起因する現象です。一例としては以下の通りです。 1）ツールメニューから「オーガナイザ」を選択。 2）「クラス」タブで任意のクラスをダブルクリック。 3）「クラスの編集」ダイアログで「説明」ボタンをクリック。（ここまでで3つのダイアログが開きます） 4）「クラスの説明を編集」ダイアログをキャンセルボタンで閉じる。 5）本来は1つ上層の「クラスの編集」ダイアログがアクティブになるべきだが、更に上位の「オーガナイザ」ダイアログがアクティブになってしまう。  ここでアクティブになった「オーガナイザ」ダイアログは、マウスクリックが反応しません。 下に隠れてしまった「クラスの編集」ダイアログの「キャンセル/OK」ボタンを押すか、「return/esc」キーを押すことでダイアログを閉じることができます。 ▼ツールパレット内のアイコン強調表示のレスポンスが遅くなるマウスカーソルをツールパレット内のアイコン上に移動するとアイコンが強調表示されますが、El Capitan上では強調表示のレスポンスが遅く、反応が遅れます。ご了承ください。▼ハッチングやグラデーション、シンボル等のリソースの選択ダイアログで、リソースリストをスクロールすると、サムネイルが一時的に表示されなくなる例えば、属性パレットでハッチングを選択する場合、ハッチングリストをスクロールすると、一時的にリスト内の表示が消えます。これはスクロール中のみ発生し、スクロールを停止すればサムネイルが表示されます。 当現象は、同様の方式でリソースを選択する他のダイアログ（例えば、クラス編集ダイアログのハッチングやグラデーション、テクスチャ等の選択項目など）でも発生します。ご了承ください。 |