VCOMPtr fileID( IID_FileIdentifier );
    err = fileIDr->Set( “ファイル名” );

    IStdFilePtr pStdFiler( IID_StdFile );
    err = pStdFiler->OpenRead( fileIDr, false );
    pStdFiler->ReadStringLine( readLine );
    pStdFiler->Close();
    fileIDr->Clear();

【説明】

・IFileIdentifierクラスを使いリードするファイルを指定する。
・IStdFileクラスを使いセットしたファイルのIDをもとにリード用にファイルをオープンする。
・オープンしたファイルから文字列を一行読み込む。
　ReadStringLine()では改行コード（0x0A or 0x0D or 0x0A0D or 0x0D0）まで読み込んでくる。
・オープンしたファイルをクローズする。
・セットしたファイル情報をクリアする。

VCOMPtr fileID( IID_FileIdentifier );
err = fileIDr->Set( “ファイル名” );

IStdFilePtr pStdFiler( IID_StdFile );
result = aStdFile->OpenNewWrite( fileID );
result = aStdFile->SetDefaultNewLine(eLineEndType_Native);

err = aStdFile ->WriteStringLine(“書き込みデータ”);

pStdFiler->Close();
fileIDr->Clear();

【説明】

・IFileIdentifierクラスを使いリードするファイルを指定する。
・IStdFileクラスを使いセットしたファイルのIDをもとに書き込み用にファイルをオープンする。
・書き込みのエンコーディングをセットする。
・オープンしたファイルに文字列を書き込む。
・オープンしたファイルをクローズする。
・セットしたファイル情報をクリアする。

VCOMPtr fileID( IID_FileIdentifier );
err = fileIDr->Set( “ファイル名” );

fileID->ExistsOnDisk(bool_out);
if(bool_out)
{
    ファイルあり！
}
else
{
    ファイルなし！
}

fileIDr->Clear();

【説明】

・IFileIdentifierクラスを使いリードするファイルを指定する。
・ExistsOnDisk()でファイルの存在をチェックする。
　パラメータの「bool_out」がTRUEの時はファイルが存在、FALSEの時はファイルが存在しない。
・セットしたファイル情報をクリアする。

VCOMPtr fileID( IID_FileIdentifier );
err = fileIDr->Set( “ファイル名” );

VCOMPtr fileID_dst( IID_FileIdentifier );
fileID_dst->Set( dstFilePath );

fileIDr->DuplicateOnDisk(fileID_dst, bOverwrite);
//true:上書き,false:ファイルがあったらコピーしない

fileIDr->Clear();

【説明】

・IFileIdentifierクラスを使いコピー元のファイルを指定する。
・IFileIdentifierクラスを使いコピー先のファイルを指定する。
・DuplicateOnDisk ()でコピー元からコピー先へファイルをコピーする。
・セットしたファイル情報をクリアする。

【使用例その１】
VCOMPtr fileID( IID_FileIdentifier );
err = fileIDr->Set( “ファイル名” );

fileIDr->DeleteOnDisk();

fileIDr->Clear();


【説明】
・IFileIdentifierクラスを使い削除するファイルを指定する。
・DeleteOnDisk ()でファイルを削除する。
・セットしたファイル情報をクリアする。



【使用例その２】
VCOMPtr fileID( IID_FileIdentifier );
err = fileIDr->Set( “ファイル名” );

fileIDr->ExistsOnDisk(bool_out);
if(bool_out)	// File Exist
{
   fileIDr->DeleteOnDisk();
}
fileIDr->Clear();

【説明】

・IFileIdentifierクラスを使い削除するファイルを指定する。
・ExistsOnDisk ()でファイルが存在している場合のみDeleteOnDisk ()でファイルを削除する。
　このほうが安全。
・セットしたファイル情報をクリアする。