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軌跡に沿った光源オブジェクト
A String of Lights
マリオネットのオブジェクトノードはコントロールジオメトリに登録した図形をパス図形に設定することができます。パス図形を編集すると、リアルタイムでオブジェクトノードが表示する図形に反映されます。ネットワークでパス図形を取得するには入力関数カテゴリの「ControlGeometry」ノードを使用します。
今回紹介するのは、ユーザーAlanWoodwellによるコントロールジオメトリに登録したNURBS曲線と光源オブジェクトを組み合わせたサンプルです。このサンプルは、「ControlGeometry」ノードを使って取得したNURBSを等分割して、光源を作成するノード、光源のパラメータを変更するノードと組み合わせて、軌跡に沿った光源配置を表現しています。また、パスと光源は連動したひとつのオブジェクトしとして図面に配置されます。例えば、パスを編集すると自動的に光源の位置が再計算され、ただちに再描画されます。このように、オブジェクトノードとコントロールジオメトリを活用することで、オリジナルのオブジェクトを簡単に作成できます。
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光源を操作するノード群
Objects-Lights
マリオネットツールに標準で登録されているノードには、光源を操作する機能を有しているものはありませんが、Vectorworks社のMarissaFarrellから、マリオネットの拡張ライブラリとして、光源を操作するノード群が提供されています。上で紹介したAlanのサンプルでは、このノードを使用しています。光源のノード群には次のような機能を持つノードが含まれています。
- 光源オブジェクトを作成する
- 光源の情報を取得する
- 光源の情報を取得する
- 光源のパラメータを設定する
- 環境光を設定する
これらのノードはvwxファイルのリソースに登録された状態で提供されています。リソースに登録されたノードは、マリオネットツールのノード一覧に追加することができ、簡単に共有できます。ノード一覧に追加するには、ライブラリのMarionetteフォルダにリソース登録されているvwxファイルを配置します。光源ノード群を導入して、光源を使ったオリジナルオブジェクトを作成してみましょう。
(2016/02/17)
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