研究開発

今週のマリオネット バックナンバー

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マリオネットを使ってインターネットにアクセスしよう

Use Marionette to access the internet from VW

マリオネットのスクリプト言語のPythonには、非常に便利なモジュールが多数用意されています。数値解析、画像処理、暗号化、データベース、HTMLパーサなどなど。Pythonではこれらの機能を比較的容易に利用することができます。マリオネットでも、スクリプトを直接編集または、誰かが作成したスクリプトを取り込むことで、Pythonの便利なモジュールの恩恵を受けることができます。

今回紹介するのは、マリオネットでインターネットに接続して、接続先の情報を取得してくるサンプルです。このサンプルは、太陽光設定オブジェクトから取得した、緯度・経度からGoogleのマップのURLを作成し、「ImagefromURL」ノードを使用して、地図をビットマップイメージとしてインポートします。「ImagefromURL」ノードは、Pythonのインターネットに接続するモジュールを活用して、指定したURLから、画面のキャプチャをVectrorworksのイメージに変換するオリジナルノードです。

さらに、この記事には、インターネットから世界の気象情報を取得して、世界地図上に気象情報をボロノイ図としてプロットしている様子も紹介されています。これはインターネット接続や数値解析など、複数のモジュールを組み合わせた上級技なので難易度は高いですが、マリオネットの表現の可能性を示しています。Pythonモジュールを活用して、マリオネットの表現方法の拡張に挑戦しましょう。

(2016/02/09)

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