今週のマリオネット バックナンバー
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点グリッドのノード、ラッパー便利集
Some handy Nodes and Wrapper for PointGrids
マリオネットのノードのスクリプトはPythonで記述されています。このスクリプトはVectorworks内のエディタで自由に編集することができます。Pythonの知識があれば、既存のノードを編集することで、オリジナルのノードを作成できます。オリジナルノードはVectorworksのひとつの図形として存在するため、簡単に共有することができます。自分が作ったノードを公開したり、他者が作ったノードを自分のマリオネットネットワークに組み込むことが可能です。
今回紹介するのは、たくさんの効果的なノードを生み出すユーザーDomCによるオリジナルノード群です。彼は、乱数やグリッドなどを用いたノード(ラッパーノードを含む)11点を作成しました。
- 乱数のリストを作成するノード
- リストの順番をランダムに入れ替えるノード
- 2次元の座標群をシェイク(それぞれランダムにオフセット)するノード
- 図形のバウンダリングボックスから任意の間隔のグリッド座標を取得するノード
- リソースに登録されているシンボルを図面に配置するノード ...などなど。
これらのノードを活用すれば、例えば広場にランダムに人を配置したり、建物の周りに樹木を配置したりといった表現が可能となります。
DomCによる記事「nodeexampleforfillinganareawithsymbols」では、NURBS曲面上に人形シンボルをランダムに配置するサンプルや、建物の周りに人形シンボルを配置するサンプルが添付されています。サンプルファイルのネットワークを参考にして、是非ご自身のネットワークに組み込んでみてください。
(2016/01/21)
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