教育・トレーニング

第13弾
APA スペシャルWebセミナー開催ー【教育 編】ー

APA(A&A Vectorworksプロフェッショナルアドバイザー)が講師となってインターネット上で行うスペシャルWebセミナー第13弾の終了レポートです。

APA スペシャルWebセミナー【教育 編】

『Vectorworks アクティブ・ラーニング』
  -本来のAided Designへ-

開催日時:5月25日(水) 10:00〜11:30・13:30〜15:00

講師:まつなが造形工房 松永 みちひさ氏 (APAメンバーページ)

 ▶︎講師からのコメント
私は特別に誰もがあっと驚くような操作や手法をご紹介できる訳ではありません。今まで実務事例をセミナー等ご紹介させて頂いていましたが、今回は縁あって関わらせて頂いている教育機関での事例をご紹介いたします。

 最近、デザイン教育の一環としてVectorworksを用いられる教育機関が増えています。一方向的な講義で知識や操作を覚えるのではなく、学ぶ者(生徒)が主体的に参加し、考えながら課題を解決する力を養うのが目的です。そうした力を養う手法として、設計競技やポートフォリオの作成、プレゼン作成などを用い単なる操作技術を習得するだけでなく、「考えること。表現すること。伝えること。」が操作学習は最短に抑え、デザイン教育の一環として捉えることができるツール、それはVectorworksにしかできない特性によるものだと思います。将来、彼らがVectorworksを使う機会がなくてもデザイン教育として有用性は残る筈です。


実務でVectorworksをご利用の松永氏は、Vectorworksのご指導も長年勤めておられます。今回は、教育機関とAPAの活動の中での事例を2部構成でご講演いただきました。

 

【第1部 教育機関の事例】

初めてCADを学ばれる方(学生さんや今から始められる方) には、まずVectorworksが何かを知ってもらうことからスタートします。
 全10回のカリキュラムも最初からCADを指導しません。まずはグループで情報収集をしディスカッションから始めます。集めた情報をVectorworksを使ってフォトモンタージュしアイディアを具現化(モデリング)していきます。
  ここからVectorworksの機能であるシートレイヤを利用して平面図、立面図、断面図を仕上げてコンペティションに応募します。

  Vectorworksの基本演習では、理解しづらいレイヤ、クラス、登録画面の概念を学校全体に例えて説明します。レイヤを学年別(縮尺を変えることにより体の成長具合を表現)、クラスは学科別(色分け)とした上で、レイヤの前後関係も含めイメージしやすい関係性で理解を深めています。

 その他、切り欠き、貼り合わせ、抜き取りなどを習得する課題としては、木材の木取りを加工編集してロスのない材料の取り方など実践にあった内容で実習します。

 
 
【第2部 APAでのサポートの事例】
 APAとしてホームページに掲載されていることからメールやお電話で実務でVectorworksをお使いの
方から問い合わせされる内容をご紹介いただきました。

1. 以前のツールを使いたいけど無くなった?
2. 3Dモデリングでのクラス、レイヤ、シートレイヤの活用法は?
3. PDFの利用方法は?
4. 3D多角形地形モデルの簡単な作図法
5. ビューポートの利用法 
6. DXF/DWGデータをシンボルに
7. 3DS、SKPをハイブリッドシンボルに

皆さんの興味が多かったのはPDFの活用方法で、平面図や立面図をPDFで取り出し、KeynoteやPowerPointなどで加工(ドロップシャドウ)する場面でした。
 
最後に松永氏の編集後記として印象深いメッセージがありました。
「Vectorworksは単に図面を描くというだけではない。変わらないインターフェースが
なじみ深いツールになり、自分の考えをまとめ、表現し何かを伝える。----『変わらない進化』
 


参加された方からは、
「過去のツールとの互換性もあることが確認でき、分かりやすかったです。 」
「2部の内容はとても参考になりました。最後のムービーは衝撃でした!!ありがとうございました。」
「またの機会もぜひ楽しみにしております。 」
「他の人に教える際の参考になりました。 」
「自己流で勉強してCADを使用しているので、新たな発見がありました。 」
「実例がとても参考になりましたありがとうございました。」
「思いも付かない使い方を知ることが出来ました。大変参考になりました。 」
「異分野での使用方法や、指導カリキュラムなど、通常は目に触れるチャンスが無いので、参考になりました。」
「[教える]という視点でのVWの操作が、知っている機能でも新鮮に感じました。ありがとうございました。」
「知らないツールが分かったので参考になった。まだまだ使ったことのないツールがあるのですね!」とご感想をいただきました。

お忙しい中講師を務めていただきました松永みちひさ様、ご参加いただいたみなさま本当にありがとうございました。

 


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