教育・トレーニング

Vectorworksの集いin弘前

5/25(木)、26(金)に弘前市にて弘前建築家倶楽部様、(社)日本建築家協会東北支部青森地域会様主催、エーアンドエー株式会社共催で「Vectorworksの集いin弘前」を2日間の日程で開催致しました。青森県弘前市で初めて開催した「Vectorworksの集い」でしたが、多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。

操作体験では操作を確認しながら疑問に思ったことを、すぐに質問をして即解決するといった内容で行い活気あふれるセミナーとなりました。

弘前ではv8、v9など色々なバージョンを使っている方がおられ、「3次元の新しい機能にビックリです。ワークシートやRenderworksは目からウロコでした。」というコメントも。皆さん普段使わなかったツールやコマンドで刺激を受けられたようでした。

2日目はVectorworksのバージョン毎にお悩みの質問や疑問点を出して頂き、実際に操作をして解決していただきました。たくさんの質問に操作を交えての回答をし、皆様と同様わたくしも時間が足りないと思う程、多くの皆様の声を聞かせていただきました。

参加された方からは 「実務レベルの解決方法について理解できました。」「有意義で参考になった。」というコメントもいただき、来年もまた弘前で!ということで終了しました。


APA プロによるお話 1

『CADという名の効果について』

土田亙 氏 (つちだ工房)

伝統工芸の制作をされている土田氏は、木工制作を手描き図面からなぜCADに移行されたかという大変興味深いお話をしていただきました。緊張されながらも『作品をCGで残したい』という目的で、Macintoshで色々なCGソフトを試され、最終的にMiniCadにたどり着かれたいきさつを紹介。

また、デザインを検討する際、まずは3Dモデルを作成しその3Dモデルを2次元化して実際に制作に取りかかるため、構想の段階から3次元作成は大事なプロセスであり、逆に3Dモデリングでは容易に作成できたものでも制作になると透かしの部分に苦労されたことなどCG作品と共に紹介していただきました。

作品によっては以前でのバージョンで作成が難しかった曲線のモデリングがVectorworksでかなり作成しやすくなったことや、また津軽塗のテクスチャーを作成しモデルにテクスチャーを設定した鏡台、その他には重箱、印篭など素晴らしい工芸の作品をご紹介いただきました。

参加された方は「伝統工芸とパソコンという組み合わせが面白かった」というコメントもあり、建築の業界とは異なったVectorworksの使い方を熱心に聞いていらっしゃいました。

   


APA プロによるお話 2

『Form-Zの下絵制作CADとしてのVectorworks』

平野伸 氏(ひらのしん設計事務所)

意匠・構造設計をされている平野氏はパースをいかに早く仕上げプレゼンテーションできるかをVectorworksとForm-Zを使い分けてのテクニックを紹介。それぞれのアプリケーションの良さを戸建て住宅の外観パースを作成するプロセスを順に説明していただきました。

Vectorworksで図面を描き、レイヤや単位、壁厚の設定を考慮しながらdxfデ-タへ変換しForm-Zへ。他のアプリケーションへの取り出しや取り込み方法などなかなか設定法を知ることの少ない手順を紹介いただき、参加された方もメモを取りながら熱心に聞き入っている様子でした。

平野氏曰く『専用CADを四輪車に例えると、「運転は楽、でも小回りはきかない。」汎用CADは一輪車。「運転は結構大変だけど、せまい道にも入れる。」Vectorworksは二輪車といえます』とお話いただき、大きく頷いている参加者の方々が印象的でした。