次世代技術を搭載し、モデリングとプレゼンテーションを強化した最新CAD・BIMツール「Vectorworks 2022」を発売
情報掲載日:2021/10/29
エーアンドエー株式会社
キヤノンマーケティングジャパングループのエーアンドエー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:横田貴史)は、次世代技術によって設計・デザイン環境が向上し、モデリングとプレゼンテーション機能を強化した最新バージョン「Vectorworks 2022」を2022年1月14日より発売します。
「Vectorworks 2022」は、2D、3D、データベース、高品質レンダリングなど豊富な機能を搭載した設計・デザインのためのワンストップアプリケーションです。専門分野別のラインアップにより、BIM・建築・インテリア、造園・外構、舞台照明の設計業務をさらに効率化します。
次世代技術の搭載とモデリング・プレゼンテーション機能の強化
「Vectorworks 2022」は、最新のAppleシリコンプロセッサ上でネイティブ対応し、グラフィックス機能がMetalとDirectXに対応したことによって、設計・デザイン環境が大きく向上します。また、ソリッドモデルの各面に異なるテクスチャを設定できるようになり、再現性が高まります。さらにMaxon社のRedshiftレンダリングエンジンを搭載したことで、対象ハードウエアでのレンダリングパフォーマンスが向上します。
BIM/建築設計機能とレポート作成機能の進化
BIM・建築設計向けパッケージ「Vectorworks Architect 2022」は、窓やドアの開口部に壁構成要素の回り込みを定義し、よりリアルで精確なBIMモデルを作成できます。また階段ツールが進化し、新しい作成モードとインタラクティブな変形モードを搭載しました。さらにワークシートが大幅に強化され、複雑なレポートの作成がより簡単になりました。
製品名 | 価格(税込) | 発売日 |
---|---|---|
Vectorworks 2022(スタンドアロン版永続ラインセンス) | 36万8,500円〜 | 2022年1月14日 |
- スタンドアロン版サブスクリプションライセンス、ネットワーク版永続ライセンスもご用意しております。
<Vectorworks 2022の主な特長>
1.次世代技術の搭載
- macOSで動作するCAD/BIMツールとして初めてAppleシリコンプロセッサにネイティブ対応し、スピードとパフォーマンスが向上
- macOSではMetal、WindowsではDirectXに対応し、利用のOSに最適な描画性能を提供することで設計・デザイン環境が向上
- 画面上のパレットをモダン化しモーダルダイアログを廃止することで、作業効率を下げることなく各種オプションにアクセス可能
2.モデリングとプレゼンテーションの強化
- ソリッドモデルの各面に異なるテクスチャを設定できるようになり、リアリティの高いモデリング環境を提供
- Maxon社のRedshiftレンダリングエンジンを搭載し、GPUを活用したバイアスレンダリングが可能になり、対象ハードウエアでのレンダリングパフォーマンスが向上
- Twinmotionダイレクトリンクを搭載し、macOS、Windowsで利用可能なリアルタイムレンダラーとのスムーズな連携が実現
3.BIM・建築設計機能の拡張
- 円弧壁と直線壁が統合され、ドアや窓の開口部に壁構成要素の回り込み定義を可能にし、3Dモデルと図面の双方で精確な表現を実現
- 階段ツールは四角形と多角形の新しい作成モードを搭載し、変形も2D/3Dでの直感的でインタラクティブな操作が可能
- 刷新された条件ダイアログ、新しい検索機能の搭載、改良された数式バーで、複雑な対象オブジェクトのレポートや一覧表の作成が可能になったワークシート
4.用途、利用環境ごとに選択可能な充実の製品ラインアップ
- BIM・3Dデザインを可能にする建築・インテリア設計向け「Vectorworks Architect」、造園設計向け「Vectorworks Landmark」、舞台照明設計向け「Vectorworks Spotlight」など専門分野ごとに選べる製品構成を提供。2D作図・編集や3Dモデリング機能、レンダリングは基本製品「Vectorworks Fundamentals」で利用可能。
- パソコンごとにライセンスを管理する「スタンドアロン版」とサーバー/クライアント型で大規模なライセンス管理、運用を可能にする「ネットワーク版」の2種を用意。
- スタンドアロン版は、永続ライセンスとサブスクリプションライセンスの2種を用意。
- Vectorworks はVectorworks, Inc. の登録商標です。