デザインプロセスを表示する作業中のデータ可視化

Vectorworksでは、作業中のデザイン環境におけるデータの可視化が可能です。レコードなどを使用して自由にオブジェクトに情報を付加することで、デザインを行いつつ、エラーから意思決定に与える影響までのすべてを表示できます。 例えば、耐火性能が充分でない壁を赤く表示するなど、設計中にオブジェクトのデータを編集し、その変更による影響をすぐに確認することが可能です。さらに、エラー/品質チェックおよび作業検証用のデータを視覚化できるため、作業プロセスの効率が向上します。

マテリアルリソースを最大限に活用するために、データの可視化が改良され、面や線の不透明度、テクスチャ、ドロップシャドウなど、より多くの属性の置き換えが可能になりました。また、シンボル内の入れ子になっているオブジェクトや壁内の構成要素などのサブオブジェクトにも適用でき、BIMモデルの品質保証/検証を行う能力が向上しました。