Vectorworksオープンキャンパス/盛岡会場
2013年4月19日(金)
東京ではとうに終わってしまった桜も、盛岡ではまだまだつぼみでした。小さな日本列島ですがあらためて気候の違いを実感します。当日も雲行きの怪しい空模様でしたが、お越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。
操作体験ではひとつひとつの手順を確かめるようにすすめていく皆様の集中力をひしひしと感じられました。Vectorworks2013の新機能だけではなく、従来までの機能の中にも新たな発見をしていただいたようで、セミナー終了時には多くのご質問をいただき活気あふれる会場となりました。遠隔でやりとりのできる手段が発達した現代ではありますが、同じ空間でみな揃って操作をし、疑問を出し合い、会話でコミュニケーションをとっていくことの大切さを実感したオープンキャンパスでした。
今後も各地の皆様とのつながりを大切にした活動を続けて参りたいと思います。お近くでセミナー・イベントを開催の際には、ぜひお越しください。
開催セミナー
4月19日(金)/無料体験セミナー |
11:00-12:30『Vectorworksスタートアップ編』 |
13:30-15:00『BIMスタートアップ編』 |
15:10-16:40『Vectorworks2013新機能体験』 |
16:50-17:40『Vectorworksユーザによる活用事例』 「身近な道具としてのCAD ~病院増築等プロジェクトでの活動報告」株式会社クマケー建設 西城 勝彦 氏 |
西城様は、宮城県気仙沼市で病院検査棟増築等のプロジェクトに携わっておられます。
2年間の設計計画期間を経て確認申請を行った直後に東日本大震災が起こり、その後の工事にはさまざまなご苦労があったと推察されますが、出来ることからひとつずつ取り組んでこられた真摯な姿勢が伝わり、会場の皆様も静かに聞き入っておられました。
お話とともに画面ではVectorworksの緻密な図面がいくつも映し出され、このときはこんなツールが便利だった、などの実用的なエピソードも交えてご紹介いただきました。
時間が過ぎるのはあっという間で、震災から早くも2年以上が過ぎましたが、西城様の紹介する現地の写真などを見るにつけ、復興はまだまだ道半ばであると実感しました。
今回のオープンキャンパスでは、東北の地で実際に復興に携わる方々のお話を直に伺うことができ、私たちにとっても非常に貴重な機会となりました。西城様はじめ各会場でご講演いただいた皆様、誠にありがとうございました。