畳ツールは、日本家屋で利用される畳(関東間や京間)、琉球畳をマウスクリックで配置する2D/3Dで表示可能なパラメトリックオブジェクトツールです。2D/3Dの表示はクラス設定することで図面とパースの表現を変えることもできます。1間の大きさをカスタム指定し、様々なプランに対応できます。
畳形式を柱割り/畳割りから選択が可能です。縁の表示/非表示や、畳数を指定して広さを定義することができます。クラス設定をすることで、2Dでの畳/縁に適用する色や、3Dでのテクスチャを定義することが可能です。
畳図形の変形機能では、コントロールポイントを操作して畳図形全体の幅と高さの変更が可能です。部屋の大きさに合わせて、自由な大きさの畳図形を作成することができます。
畳の大きさは、作図形式を「柱割り」と「畳割り」から選択します。柱割り形式では、柱の大きさを考慮してオフセットした寸法が畳部材に設定されます。また、パラメーターの畳の大きさより "カスタム" を選択することで任意の寸法を入力することができます。
垂直方向の配置基準で畳面の上端と下端を選択できます。
パラメーターの高さ基準(Z)で畳図形の配置高さを設定します。ストーリに設定されたストーリレベルを選択することができます。
プラグインメニューの「畳の集計...」を実行することで、畳図形で使用されている畳部材の一覧表を作成します。
また、オブジェクト情報パレットから「情報を表示」にチェックを入れることで畳の番号と寸法がそれぞれ図面上に表示されます。一覧表と照らし合わせながら設計状況を把握することができます。