配管パスツールは配管システムを設計する際に必要なパイプやエルボなどの部材を、パスに沿って自動的に配置します。
多角形ツールと同じ要領でパスの頂点をクリックしていくだけで3Dの配管部材が配置されるので、配管システムを簡単かつ迅速に作成し、意匠や躯体との干渉具合をすぐにチェックすることができます。
配管のルートとなるパスを作図すると、パスに沿って配管の3Dオブジェクトが作図されます。ルートの区間ごとに勾配を変更したり、垂直部材の入力にも対応しています。
配管の部材ごとに専用のオブジェクトを用意しています。断面の形状やサイズ、被覆厚などオブジェクト情報パレットのパラメーターから編集することができます。
また、スタイルに対応しているため、メーカーの部材データをパラメーターに入力しておけば、より現実に近い部材で配管システムをモデリングすることが可能です。
前記号や呼び径などのパラメータをラベルとして図面上に表示することができます。ラベル定義ではパラメータと連動させることができ、パラメータが変更されたときに自動的にラベルの表示に反映されます。