構成要素注釈ツールは、壁やスラブ、屋根などの構成要素を持つ部材から、構成要素の情報を抜き出して図面上にプロットすることができます。従来のように材料の確認のために別ウインドウを開く必要がなくなり、具体的な材料や厚みを確認しながら図面上で作業することができます。構成要素注釈ツールでは、専用のプラグインオブジェクトとデータタグスタイルの2通りの作図方法から、目的に応じて選択することができます。
構成用要素注釈の専用のプラグインオブジェクトの抽出数が選択するパラメータを追加しました。外壁仕上げと下地、内壁側の仕上げのみなど、抽出する構成要素数が指定できます。
構成用要素注釈の専用のプラグインオブジェクトを生成します。"番号+構成要素の名前"や"マテリアル+厚み"などの表示項目を、オブジェクト配置後もオブジェクト情報パレットからパラメトリックに変更することができます。
データタグにスタイルを適用して構成要素注釈を表示します。データタグのスタイルセレクタから、表示項目の異なる24パターンの構成要素注釈スタイルを選択して使用します。
プラグインオブジェクト、データタグスタイルともに、引き出し線のマーカーや文字装飾を自由にレイアウトすることができます。情報の確認だけでなく、図面にそのまま残す用途にも対応しています。データタグスタイルでは、配置後に「スタイルなしに変換」でスタイルを解除することで、文字の位置を調節したり壁スタイル名の動的テキストを追加したり、データタグの機能を活用することも可能です。