スイッチ・コンセントツール 2023 SP1

日本の設計に日本仕様のスイッチ・コンセントを

スイッチ・コンセントツールは「スイッチ」と「コンセント」の2D/3Dハイブリッドオブジェクトを作図するツールです。2D表示ではJIS電気記号、3D表示では3Dモデルのパネル(モジュールを含む)を表示します。本ツールによってユーザは日本仕様のスイッチ・コンセントをオブジェクトとして使用できるようになります。また、配置されている「スイッチ」と「コンセント」の部材をワークシートに集計することができます。

SP1では傍記表示の自由度が向上し、傍記の位置を移動したり、非表示にすることができるようになりました。そのほか、2D表示での図面表現を修正しました。

ハイブリッドなパラメトリックオブジェクト

スイッチ・コンセントツールはハイブリッドオブジェクトです。スイッチ・コンセントオブジェクトを一つ配置すると、3Dではスイッチ・コンセントのリアルな3Dモデルが、2Dでは電気記号が表示されますので、別々に図形を作成する必要がありません。また、2連スイッチ、3口コンセントなど部品の数や、3路スイッチ、ホタルスイッチなど部品の種類をプルダウン形式のパラメータから選択するだけで変更することができます。スイッチでは7種の部品、コンセントは最大20種類から部品を選択できますので、目的に合ったデザインを簡単に作成することができます。

2D表現

2D表示ではJIS規格に準拠した電気記号を表示します。3路、4路スイッチ、接地コンセントなどぼうきを含む記号や、調光スイッチやTVアンテナなど特殊な形状の記号ににも多数の対応しており、電気配線図にそのまま使用することができます。

傍記表現 NEW!

2Dの記号で表示する傍記では、Vectorworksのフォントメニューから、文字サイズやフォントの種類を自由に設定することができます。また、コントロールポイントで位置を調整したり、「傍記の表示」のパラメータのチェックをOFFにすることで傍記を非表示にすることができ、図面の表現に合わせて表示を自由にコントロールすることが可能です。

3D表現

3D表現 3D表示では一般的に使用されている形状のスイッチとコンセントを3Dで作成します。 とくにコンセントでは抜け止めの曲線やアースの穴などリアルな形状をモデリングしており、 電気設備周りのインテリアデザインをより現実に近いイメージで確認することができます。 バージョン2023では、モダンなフラットデザインのプレートや調光スイッチの3Dモデルを追加しました。


クラス分けによる属性設定

ベース、プレート、部品それぞれにクラスを割り当てることができます。クラスにカラーリングやテクスチャ等を設定してデザイン性のあるスイッチコンセントを表現することができます。

部材の集計機能

「AA-Jツール」メニューより「スイッチ・コンセント部材集計」を実行するとワークシートに部材を集計します。集計される部材はスイッチ、コンセントそれぞれに集計されます。

動作環境

  • Vectorworks 2023の動作環境に準ずる
  • 対象製品
    • Vectorworks Design Suite 2023
    • Vectorworks Architect 2023
    • 評価版、学生単年度版、サブスクリプションでもインストールが可能です。

プラグインダウンロード

  • スイッチ・コンセントツールのダウンロードはこちらから。 

サポート

要望

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