木造BIMツール 2021 SP2

Vectorworksに在来木造用の専用機能を

木造住宅設計の在来軸組に特化したプラグインで、Vectorworks Architect、Vectorworks Designerの製品で無償にてご利用いただけます。(在来軸組以外の機能はVectorworks Landmarkでもご利用いただけます)

本プラグインは、専用ツールに在来用の柱や筋交い、梁・桁があります。Vectorworks Architectのストーリレベルに追従させることができ、高さ変更などの作業が省力化できます。筋交いは、部材の長さから壁実長が計算され、タイプから壁倍率が自動計算されます。部材の長さによって規格サイズが自動計算されるため、ワークシートに集計し、発注部材の一覧表を作成することも可能です。ハイブリッドプラグインオブジェクトのため、2Dでの図面表示にも対応しています。

SP1では、木造BIMツールの使い勝手を向上する新機能「敷地図の作成」コマンドを実装しました。「敷地図の作成」コマンドでは表計算形式のフォーマットで記録された敷地の座標データから敷地図を自動的に作成します。図面のトレースや基準点のプロットなどの手間が解消され、効率よく作業を進めることができるようになりました。

SP2では、CEDXMフォーマット(v9.00)の取り出しに対応しました。現在はベータ版の機能として提供しています。取り込み側で正しく読み込まれない場合などは、プログラム内のご意見・ご要望メニューにてご報告お願いします。

※CEDXMとはCEDXM評議会のCAD/CAM連携ファイルです。
http://www.cedxm.com


SP2:CEDXMメニュー群の搭載

作木造BIMツールなどで設計のVectorworksデータをCEDXM形式への取り出しをサポート。取り出しに必要な「物件情報」「木材情報」「外壁線設定」「基礎設定」など各種設定を付加することで、CEDXMフォーマット(v9.00)の取り出しに対応しさせました。


SP2:CEDXM 物件情報メニューの搭載

CEDXM形式で必要な情報の、施主氏名/工事名称/建築場所/建物階数など、工事物件に関する情報をダイアログ上で設定しることができます。


SP2:CEDXM 木材情報メニューの搭載

CEDXM形式で必要な情報の木材のDBを作成し、樹種コード/等級コード/樹種名称/ヤング係数/強度データを編集することができます。


SP2:CEDXM 取り出しメニューの搭載

CEDXMデータの形式は、CEDXM評議会の定めるCEDXMフォーマット Ver9.0に対応させました。


SP1:敷地作成機能の搭載

作成する敷地図のプレビューを表示しながら、図形の種類や配置位置など作図情報を設定することができます。


SP1:敷地座標データの読み込み

表計算ファイル(.xlsx)、csvファイル(.csv)、Vectorworksワークシートから選択します。また「読み込み設定」では、所有されているデータに合わせて読み込み位置を指定することができます。


柱のカスタマイズ断面

通常の矩形断面だけでなく、2Dシンボルを断面に指定できるため、自由な形状の柱(管柱/間柱/通し柱)を作成できます。カスタマイズ断面の柱でもストーリレベルに追従します。


筋交い・構造用合板の壁倍率

木造では耐力壁が重要になります。カスタム壁倍率を選択すると、自由に壁倍率値を設定できるので、大臣認定の壁倍率を情報として入力できます。


敷地の求積

敷地形状を多角形や境界線ツールで作図すれば、敷地の求積コマンドを実行するだけで三斜分割し、面積計算をワークシートに集計します。座標計算法もサポートしています。


動作環境

  • Vectorworks Designer 2021
  • Vectorworks Architect 2021

テキスト

プラグインダウンロード

サポート

  • サポート対象外(製品の操作についてのサポートは受け付けしておりません。)