バージョン2019の新機能

バージョン2019では、作業の効果的な短縮を念頭に4つの機能強化を行いました。このうち2つの機能は、SimTread を古くからご利用いただいている方々から多くご要望を寄せていただいていたものです。

階段オブジェクト

今まで階段を表現する場合、歩行領域・障害物・変速領域・目的地・ワープ領域を組み合わせて表現をしていましたが、多数の図形を扱い、さらにパラメータの設定や図形の移動・変形など作図の際のユーザ負荷が大きくかかっていました。

新バージョンの2019では、プラグインオブジェクトの「ST_階段図形」を追加し、歩行領域・障害物・変速領域・目的地・ワープ領域などの組み合わせにより階段の歩行を表現できます。階段の形状は4種から選択し、各部位の幅・長さを可変とすることもできます。

ワープ領域図形を同一形状にするコマンド実装

ワープ領域図形はワープIDごとに対(2つ)で作成し別々の図形として管理し、さらに、計算を行う際の形状が同一である必要があります。今までは、ワープ領域図形は図面に合わせて手作業で形状を変える必要があり、対となる図形についても同様に手作業で同一形状にする作業が発生していました。

新バージョンの2019では、ST_ワープ領域図形のデータパレットに「同じワープIDの図形を変形」ボタンを追加しています。ボタン選択により同じワープIDを持つすべてのワープ領域を同一形状に変形するコマンドを実装し作図の効率化と時間短縮が図れるようになりました。

シミュレーション動画のプレビュー機能

プレゼンテーションに必要不可欠な動画作成において、その完成状態(解像度・フォント・マスク・グラフ・色分け等)の確認は重要な作業となります。今までの SimTead の動画作成では、見た目を確認したい場合にも計算を実行する必要があり時間がかかる作業でした。

新バージョンの2019では、【計算実行...】コマンドの解析条件設定ダイアログに「動画プレビュー」ボタンを追加しています。計算開始前の動画の描画状態を表示することができるので、イメージ通りのレイアウトを素早く確認し動画作成に移ることができます。

歩行シナリオ設定ダイアログ

今までの人の流れの設定において、データパレットにおいての「目的地番号」や「postEvent」などのコマンド名の記述による歩行シナリオの設定は慣れが必要であり、また、データパレットの狭いフィールドにおいて、長い目的地列が入力しづらく入力ミスの要因となっていました。今回の新バージョン2019では、これらを解決すべく、メニューコマンド【歩行シナリオ設定...】を追加しました。

目的地列パラメータを持つ図形(ひと・車いす・目的地・ひと発生領域・階段図形)をひとつ選択して、【歩行シナリオ設定...】を実行すると、「歩行シナリオ設定」のカスタムダイアログを表示することができるようになり、より直感的でスムーズな操作ができるようになりました。

「歩行シナリオ設定」ダイアログでは、今までのような歩行者のアクションを『目的地列コマンド「wait、endなど」書式の入力』、または、『歩行シナリオ』一覧編集の2通りで設定することが可能です。

機能紹介

SimTreadのワークフローはとても簡単。Vectorworks上で図面を作成した後に[障害物の設定]、[人の配置]、[目的地の設定]の3ステップを行うだけです。

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Vectorworks

2D/3Dのシームレスな作図機能に、彩色豊かなプレゼンテーション、リアルなレンダリングなど、デザイナーの設計環境を支援する汎用CADソフトウエアです。

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