「サーモレンダー」が2007年日本建築学会賞(技術)を受賞
 

2007年4月11日-社団法人日本建築学会は、2007年日本建築学会賞(技術)に「建築3D-CADを用いた屋外熱環境の設計支援ツール(サーモレンダー)」を選出しました。
http://www.aij.or.jp/jpn/design/2007/prize2007.htm
(日本建築学会発表資料)

受賞者は以下の通りです。
 梅干野   晁(東京工業大学教授)
 浅 輪 貴 史(エーアンドエー株式会社主任研究員)
 中大窪 千 晶(東京工業大学博士課程大学院生)
 大河内 勝 司(エーアンドエー株式会社取締役首席研究員)

「サーモレンダー」は、VectorWorksのプラグインとして稼動する屋外熱環境シミュレーションツールです。このソフトウエアは梅干野晁教授の永年にわたる研究成果をもとに、2002年より同研究室と弊社が商品化に向けて共同開発を行い、2006年5月に先行限定販売を開始したものです。
http://www.aanda.co.jp/products/ThermoRender/index.html

今回の受賞は、建築3D-CADソフトであるVectorWorksと、屋外熱環境シミュレーションを統合し、実用的な屋外熱環境の設計支援ツールとして構築した成果が認められたものです。

近年のヒートアイランド現象ひいては地球温暖化と、熱環境を取り巻く問題は深刻化してきています。まちを形成する建物一つひとつから屋外熱環境に配慮することが求められています。「サーモレンダー」では、屋外熱環境をシミュレーションし、環境に配慮したまちづくり、快適な住環境の創出をサポートします。

エーアンドエーでは、今回受賞した「サーモレンダー」の操作体験セミナーを開催しています。是非、その有用性をご体験ください。最新のスケジュールについては下記アドレスからご確認ください。
http://www.aanda.co.jp/seminar/seminar_page/ThermoRender.html

【サーモレンダーについて】

従来は視覚的に表現することが難しかった建物や地面の表面温度をシミュレーションし、サーモグラフィー形式で表示します。
梅干野教授が提唱するヒートアイランドポテンシャルや平均放射温度(MRT)などの熱的指標も算出可能です。
VectorWorksのプラグインであるため、小規模の戸建住宅から街区レベルまでモデリングを容易に行うことができます。

 

【日本建築学会賞について】

社団法人日本建築学会では、建築に関する学術・技術・芸術の進歩発展をはかるとともに、わが国の建築文化を高め、公共の福祉に寄与するため、1949年以来、建築各分野における極めて顕著な業績を表彰しています。部門は、論文、作品、技術、業績の4つからなります。

  • 技術:近年中に完成した建築にかかわる技術の発展に寄与し、優れた成果に結実した技術。

▼サーモレンダーに関するお問い合わせ先

 エーアンドエー株式会社 環境デザイン事業推進室
  Tel :03-3518-0790
  Fax:03-3518-0122
  mail:thermo@aanda.co.jp

 

→日本建築学会ホームページ
→ A&A環境設計 (熱) サーモレンダー製品ページ
→セミナー:サーモレンダー操作体験
 

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