VectorWorks 設計図書コンペに勝つ!
建築知識編集部/CAD&CGマガジン編集部共催

建築知識編集部、CAD&CGマガジン編集部共催の「正しい設計製図」をテーマに開催された「CAD設計図書コンテスト」の選考結果が発表され、受賞者4名の内、優秀賞2名、監督賞1名がVectorWorksをお使いの建築設計事務所の方々でした。
受賞作品は、誰が見ても分かりやすく、現場が迅速に「伝わる図面」とはどのようなものかをポイントに、多くの実施設計図面の応募の中から選ばれた力作揃いです。
受賞されたみなさまには、この場を借りてお祝い申し上げます。

■ 優秀賞
鈴木陽子さん
(鈴木陽子建築設計事務所)
「石神井台の家」

ベイウィンドウが印象的な、構造的にも面白い建物。平面図は多少描込みが薄いが、外壁ラインを詳細に描いた平面詳細図は取合いやディテールが細かく描かれており、外壁の軽快な印象を実現させるために非常に役立つ。
▲見せたい部分は詳細図があると、施行側は次の行動に移りやすい

■ 優秀賞
山越武さん
(山越武建築設計事務所)
「森邸」

形状が複雑で施工者としては大変だが、「出したいライン」を示した詳細図や明確な指示を多く描いていて、情熱が伝わる。一部不要と思われる寸法まで描かれているものの、見積もるための情報量はきっちり押さえている。
▲寸法のコンマ以下の数値は施行しづらいが、コメントが分かりやすい

■ 監督賞
丸茂邦仁さん
(M&K建築事務所)
「萩原邸」

図面の情報量が適度で、線種の使い分けやフォントなど図面表記が見やすくまとめられている。シンボル、クラスなどのCAD機能もよく使われている。
▲非常に分かりやすく、施工者の求める情報が事足りている

なお、「建築知識」4月号で選考会の模様を、また同号特別付録CD-ROMで受賞作品をご覧いただけます。

本ページの図面、ならびに、受賞作品のコメントについては、「建築知識」4月号より許可を得て転載しております。

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