【ニュースリリース】
デザインを共有し、効率的なワークフローを実現する
Vectorworks® Cloud Services(Vectorworks クラウドサービス)を発表
2D/3D 汎用CAD Vectorworks®の国内総販売元であるエーアンドエー株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:内田和子)は、デザインを共有し、効率的なワークフローを実現する、「Vectorworksサービスセレクト」の新サービス「Vectorworks Cloud Services(ベクターワークス クラウド サービス)」を発表しました。
「Vectorworks Cloud Services」は、コンピュータ上のVectorworksファイルを専用クラウドサーバと同期することで、外出先からデータの確認やデザインの共有、サーバ上でのレンダリングなど、設計環境を支援する新しいサービスです。
「Vectorworks Cloud Services」では、クラウドサーバ上のデータを確認する『Vectorworks Cloud Services ポータル(以下、VCSポータル)』、Windows、OS Xでファイルを同期する『Vectorworks Cloud Services デスクトップアプリ(以下、VCSアプリ)』、iOSデバイスでVCSポータルにアクセスする『Vectorworks Nomad(Vectorworks ノマド)』の3つが提供されます。
VCSアプリは、コンピュータ内の専用フォルダにVectorworksファイルを保存することで、自動的にクラウドサーバと同期し、シートレイヤをPDFへと自動変換します。さらに、レンダリング設定されたビューポート含む場合には、クラウドサーバ上でレンダリング処理され、美しいプレゼンテーションファイルとしてもご利用いただけます。
生成されたPDFは、コンピュータ側に同期されるとともに、VCSポータルにアクセスすることで閲覧が可能です。Vectorworksがインストールされていないコンピュータなどでも閲覧できます。また、クラウド上のデータを確認しながら、クライアントや共同作業者へメール配信、データ共有が可能です。
また、iOS専用の Vectorworks Nomad からVCSポータルにアクセスすることで、PDFへの注釈追記、寸法計測ができます。記入した注釈を保存し、コンピュータへの同期やメールでの共有も可能です。モバイル環境から設計やデザインの変更、指示を加え、情報共有することで、より効率的なデザイン作業を支援します。
「Vectorworks Cloud Servicesは、Windows、OS X、iOSなど、あらゆる環境でデザインを共有いただけます。データの共有によりデザインの決定を加速するこの新しいサービスをみなさまにご利用いただきたいと思っております」と内田社長は語っています。
「Vectorworks Cloud Services」は、11月21日(水)より、年間契約型のサービス「Vectorworksサービスセレクト」のご契約者様を対象とした新しいサービスとして、無償提供いたします。
▼ Vectorworks Cloud Services ポータル
データの保存、閲覧を可能にするVectorworks Cloud Servicesのポータルサイトです。インターネットブラウザを利用して、保存されているVectorworksデータ、PDFファイルの閲覧が可能です。
主な機能
- クラウドライブラリ内のVectorworksファイルの各種設定
- クラウドライブラリ内のPDFファイルの表示
- Vectorworks Nomad アプリで注釈を追加したPDFファイルの表示
- 共同作業者とファイル共有
動作環境
一般的なインターネットブラウザで利用可能。 InternetExplorerの場合、v8以上が必要です。
Vectorworks Cloud Services ポータルサイトの保存領域
5GBまで
クラウドサービスについて
クラウドサービスは、信頼性の高いAmazon Web サービスを使用しております。クラウドとのデータ転送にHTTPS接続の暗号化によるセキュアな環境を提供し、安全にご利用いただけます。
▼Vectorworks Cloud Services デスクトップアプリ
VCSポータルサイトとデータを同期するためのアプリです。Vectorworksデータを同期設定したフォルダに保存することで、VCSポータルと同期します。また、VCSポータルで生成されたPDFファイルも同期を設定したフォルダに自動的に保存されます。
主な機能
- VCSポータルサイトへのアクセス
- クラウドストレージの状況の確認
- ローカルフォルダの設定
- 手動、自動の同期スケジュールの設定
動作環境
Windows版 | Mac版 | |
OS | Windows XP SP3、Windows Vista SP2 、Windows 7 | Mac OS X 10.6.8以降 |
保管可能なVectorworks データのバージョン |
Vectorworks 2008 以降のVectorworksデータ (拡張子が「.vwx」のファイル) |
▼Vectorworks Nomad(Vectorworks ノマド)
iOS専用、VCSポータルにアクセスするためのアプリです。VCSポータルにアクセスすることで、保管されているPDFプレゼンテーションファイルの表示や注釈の追加や印刷などが可能。また、インターネットが利用できない環境でも、事前にVCSポータルからデータを保存しておくことで、オフライン環境でもファイルの閲覧が可能です。
主な機能
- クラウドライブラリ内のPDFファイルの表示
- 共同作業者とファイル共有
- 図面内の図形寸法を取得
- ファイルの印刷
- 注釈を追加し、クラウドライブラリへの保存
- オフラインでファイルを閲覧
動作環境
OS | iOS 5.0以降 |
対応機種 | iPhone 4以降(512MB RAM)、iPad 2 以降(512MB RAM) |
Apple AppStore |
https://itunes.apple.com/jp/app/nemetschek-vectorworks-nomad/id506706850?mt=8 |
※ Vectorworks Nomad をインストールするために、1MBのディスク容量が必要です。 |
Vectorworks Cloud Services ポータルサイトの保存領域
5GBまで
クラウドサービスについて
クラウドサービスは、信頼性の高いAmazon Web サービスを使用しております。クラウドとのデータ転送にHTTPS接続の暗号化によるセキュアな環境を提供し、安全にご利用いただけます。
▼ご利用方法
Vectorworksサービスセレクトご契約者様へ新サービスとして無償提供
▼Vectorworks サービスセレクト ホームページ
http://www.aanda.co.jp/VSS/index.html
以上
▼本ニュースリリース・製品についてのお問い合わせ窓口
エーアンドエー株式会社 カスタマーサービスデスク
Tel.03-3518-0123
mail:vss@aanda.co.jp
※本リリース内容には、制作途中の情報が含まれており、仕様が変更となる場合がございます。
【エーアンドエー株式会社とVectorworks】
エーアンドエー株式会社は1984年設立以来、「よいものは使おう!無いものは創ろう!」をモットーに、主に建築デザイナー向けのソフトウエア開発をてがけ、その中でも2D/3D-CAD Vectorworksは、デザイナーのためのCADとして業界標準の地歩を固めている。