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過去の試験について  〜第2回マスター認定試験 講評〜


第2回マスター認定試験データ
実施日 2010年7月24日(土)
合格率 21.4%
最高点 筆記 75点
実技 90点

講評

Vectorworksの環境・基本機能と2D・3D操作の応用問題等、時間内でのスピーディで効率的な操作を求められる試験でした。Designer、Renderworksでは苦戦気味の様子ではありましたが、試験時間をフルに駆使して問題に取り組んでいました。

本試験は筆記と実技からの構成となりますが、高度な技能取得として是非チャレンジして頂きたいと思います

筆記試験

第2回では、実技試験に重点を置いて試験に望まれたのか、意外にも筆記試験の方が難問であったようでした。
Fundamentals環境部門と基本部門では得点できているのに対し、Designer、Renderworksでは正解率が低かったのが目立ちました。

特にDesigner部門(問1の4)の画面回転コマンドの座標軸の位置についての問いは正解率0%でした。日頃使用されない操作かも知れませんが、便利な機能については試験のみならず通常でもお使いいただくと良いと思います。

また、すべての部門で過半数以上の得点が必要ですので、Designer、Renderworks部門でも合格基準を満たすよう出来るだけ使用し、学習される事をお勧めします。

実技試験

制限時間150分に対し1問あたり平均で3分で解答するペースのボリュームでした。筆記試験では最高点と最低点の差があまりなかったのに対し、実技試験では大きく差が出てしまいました。

全体的には、Fundamentals環境部門や基本部門、活用部門は得点出来ていますが、筆記同様、Designer、Renderworksでは時間不足だったのか、第1回と同じ問題での失点が目立ちました。

試験対策としては、まず過去の問題より出題傾向をつかみ、試験当日は部門不合格を避けるため、出題数の少ない部門から解答されるのが、合格への近道となりそうです。


試験問題と模範解答のダウンロード(対象バージョン:Vectorworks2008、2009、2010)
筆記試験(一部掲載)
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実技試験(一部掲載)
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