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過去の試験について  〜第1回マスター認定試験 講評〜


第1回マスター認定試験データ
実施日 2009年7月25日(土)
合格率 16%
最高点 筆記 92点
実技 98点

講評

Vectorworks操作技能マスター認定試験初年度となった本試験ではVectorworksの基本機能はもちろん、応用問題やDesigner、Renderworksからの出題と、広い操作技能が求められた試験となりました。

本試験は年に一度の実施となりますが、高度な技能取得として是非チャレンジして頂きたいと思います。

筆記試験

筆記試験は基本的な問題が中心となります。
全体的によく得点されており、日頃からVectorworksを操作されている様子が伺えました。

Fundamentals基本部門の3Dの生成を問う問題(問8)は、全員正解されていたのに対し、ハイブリッドシンボル、Fundamentals環境部門の用紙設定、 保存についての設問は正解率が低かったのが目立ちました。
日頃使用しない機能についても幅広く学習される事をお勧めします。

実技試験

制限時間150分に対し全部で57問の出題でした。1問あたり平均で2分30秒位で解答するペースとなります。設問を読んで即答できる問題から手掛け効率良く解答する事が肝要でした。

特にFundamentals基本部門では、便利なコマンド、ツールを一通り把握しているかどうかで1問あたりの時間の掛け方が変わってきます。例えばFundamentals基本部門の問13は整列コマンドを、問14はパス複製を使用すると、効率良く解答できます。もしこれを複製やドラッグ移動で1つ1つ修正すると、ロスタイムに繋がります。

実技の出題は様々な機能を理解されているかを問う内容です。既に操作した機能を次の問題でも操作する場合は、他に効率の良い機能があるかを冷静に見極め挑戦されると良いでしょう。


試験問題と模範解答のダウンロード(対象バージョン:Vectorworks12.×、2008、2009)
筆記試験(一部掲載)
問題をダウンロードする(PDF) 解答をダウンロードする(PDF)
実技試験(一部掲載)
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