研究開発



Vectorworks教育シンポジウム2016にて、マリオネットのデモンストレーションを行いました。



デモ1 マリオネット超入門




マリオネットで図形をつくるときの基本な考え方の説明と、マリオネットツールを実際に操作しながら球を組み合わせた構造物を作図しました。 また、ひとつのマリオネットネットワークから入力パラメータを変えることで様々な形状のオブジェクトを作図できる様子も紹介しました。


デモンストレーションで使用したサンプルネットワークの詳細はマリオネット手習い帖から確認できます。



デモ2 教育現場でのマリオネット




教育現場でマリオネットを活用する場合どのようなことが考えられるかについて、ビジュアルプログラミングに代表されるような有機的な形状のスタディーだけでなく、 学術的なパラメータの計算結果からひとつの形状をつくりだすのに活用できる例を紹介しました。

デモンストレーションでは「環境配慮したファサードの設計」という課題をマリオネットで解く例を挙げて紹介しました。 課題では光と風の向きによって形状が変化するパネルを提案し、冬至の南中高度(光の向き)と主風向(風の向き)をパラメータに持った パラメトリックなパネルオブジェクトをマリオネットオブジェクトを用いてを作成しました。 また、太陽の南中高度や夏季の主風向などもマリオネットを使って計算できることを紹介しました。