研究開発

今週のマリオネット バックナンバー

今週のマリオネット」で過去に紹介された記事を閲覧できます。

スライダーを活用した光のエフェクト

LIGHT EFFECTS

Vectorworks2017が先日リリースされ様々な機能が追加されました。 マリオネットツールでは、入力ノードのインターフェースの多様化やレイヤや光源等を管理するノード群の追加、 外部ライブラリを利用しやすくする関数の追加など、より活用の幅が大きくなりました。

そのなかでも、今回はマリオネットに新しく搭載された機能「スライダー」を紹介します。 入力関数ノードに追加された「Slider」ノードよって、データパレットのスライダー式のインタフェースから、入力ノードの値を変更できるようになりました。 このスライダーノードをマリオネットオブジェクトに組み込むことで、パラメータの違いによる形状の変化をリアルタイムに確認しながら、値を調節することができます。

フォーラムサイトでは、スライダーノードを活用した光のエフェクトを表現するオブジェクトが公開されています。 照明や光の反射の形状をしたシンボルに、サイズや角度のパラメータを与えたオブジェクトです。 シンボルにグラデーション・透明等の属性をあらかじめ付与しておくことで、 シンボルのサイズのパラメータを変更したときに光の距離感やぼかしによる影響が表現されています。 これらのパラメータを「Slider」ノードを用いてスライダー式の入力にすることでにすることで、 パラメータの違いによる微妙な光の影響の具合の変化を確認しながら調節することができます。

スライダーのほかにもポップアップやラジオボタンなどの入力インタフェースを利用できるようになりました。 活用の幅がひろがったVectorworks2017のマリオネットをぜひ触ってみてださい。

(2017/01/23)

マリオネットに関するお問い合わせ

マリオネットに関するお問合せは、以下からお問い合せください。

エーアンドエー株式会社 研究開発室

email:develop@aanda.co.jp