木造住宅設計の在来軸組に特化したプラグインで、Vectorworks Architect、Vectorworks Design Suiteの製品で無償にてご利用いただけます。(在来軸組以外の機能はVectorworks Landmarkでもご利用いただけます)
本プラグインは、専用ツールに在来用の柱や筋交い、梁・桁があります。Vectorworks Architectのストーリレベルに追従させることができ、高さ変更などの作業が省力化できます。筋交いは、部材の長さから壁実長が計算され、タイプから壁倍率が自動計算されます。部材の長さによって規格サイズが自動計算されるため、ワークシートに集計し、発注部材の一覧表を作成することも可能です。ハイブリッドプラグインオブジェクトのため、2Dでの図面表示にも対応しています。
CEDXMフォーマット(v9.00)の取り出しに対応しました。現在はベータ版の機能として提供しています。取り込み側で正しく読み込まれない場合などは、プログラム内のご意見・ご要望メニューにてご報告お願いします。
木造軸組の耐震補強、接合補強に使用される鋼製筋交いをオブジェクトとして追加しました。直交する部材を接合補強する端部の金物と、金物をつなぐブレースで壁面の耐力を担います。壁倍率のパラメータの設定が可能で偏心率計算にも対応しています。
梁・桁ツールは、梁・桁に限らず横架材として幅広く使っていただくために横架材ツールに改名しました。 横架材ツールでは、新たに「種類」のパラメータを追加し、「大引き」や「根太」などオブジェクトで表現する部材の種類を設定することができるようになっていますので、ワークシート等での部材の集計に役立つ改良となっています。
既存の木造BIMオブジェクトの表現を向上する調整を実施しています。
木造BIMツールなどで設計のVectorworksデータをCEDXM形式への取り出しをサポート。取り出しに必要な「物件情報」「木材情報」「外壁線設定」「基礎設定」など各種設定を付加することで、CEDXMフォーマット(v9.00)の取り出しに対応しました。
バージョン2024では、木造軸組構法住宅を対象に地震倒壊のシミュレーションを行う「Wallstat」専用フォーマットへの取り出しに対応しました。木造BIMツールでモデリングした柱や筋交いなどの構造データを、wallstatで計算できるフォーマットに変換して出力します。
通常の矩形断面だけでなく、2Dシンボルを断面に指定できるため、自由な形状の柱(管柱/間柱/通し柱)を作成できます。カスタマイズ断面の柱でもストーリレベルに追従します。
また、伏せ図として指定したレイヤでは、別のレイヤにある柱の位置に伏せ図用のマーカーが表示されます。
敷地形状を多角形や境界線ツールで作図すれば、敷地の求積コマンドを実行するだけで三斜分割し、面積計算をワークシートに集計します。座標計算法もサポートしています。
穴あき敷地の求積にも対応していますので、敷地から建物部分を差し引いた部分の面積も簡単に求めることができます。
作成する敷地図のプレビューを表示しながら、図形の種類や配置位置など作図情報を設定することができます。
表計算ファイル(.xlsx)、csvファイル(.csv)、Vectorworksワークシートから選択します。また「読み込み設定」では、所有されているデータに合わせて読み込み位置を指定することができます。
木造では耐力壁が重要になります。カスタム壁倍率を選択すると、自由に壁倍率値を設定できるので、大臣認定の壁倍率を情報として入力できます。