Vectorworks × ワークステーション 活用事例

RGSの活用で劇的な生産性向上を生み出す!!

-アーバンスクエアでのVectorworks活用術-

「建設ITワールド」2017年8月2日掲載

Vectorworks × ワークステーション 活用事例

RGSの活用で劇的な生産性向上を生み出す!!
-アーバンスクエアでのVectorworks活用術-

RGSの活用で劇的な生産性向上を生み出す

はじめに

東京都渋谷区にあるアーバンスクエアは、2016年設立と若い会社ながら、自動車ショールームにおけるCI管理*1を中心として、名だたる輸入自動車メーカーからオファーが来る。

CI管理の現場では、ブランドイメージを提供するインポーターと、実際に店舗を保有するショールームオーナーとの調整業務は多岐にわたり、仕様変更やコミュニケーションのスピード感を維持するために、BIMソフトVectorworksが重要な役割を果たす。今回はVectorworks Architect 2017と日本HPワークステーション(Z440 Workstation) を実務で活用したレポートを紹介する。

  • CI (Corporate Identity) 管理。企業イメージをわかりやすく統合的に管理すること。インポーターのブランド価値を担保しつつ、日本国内における建築法規や建築材料とのマッチング提案を行う。

アーバンスクエアについて

建築や店舗の設計は、その土地や国の文化の影響を大きく受ける。輸入車インポーターが提示する店舗を日本で、ましてや路面展開することは至難の技だ。東京や大阪などの主要都市部では、1階がショールーム、2階にサービスエリア(整備工場)を設置せざるを得ない場合も多々あるだろうが、インポーターの指定する接客エリアを保ちつつ、自動車を2階へリフトする設備や安全誘導をプランへ落とし込むことはノウハウが必要になる。そこで、アーバンスクエアは豊富なノウハウを持って、開業まで支援をする。

建築/BIM向けCADパッケージ『 Vectorworks Architect 2017』

今回レポートのVectorworks Architect 2017は建築/BIM*2で利用できる2D/3D対応CADソフト。

高性能な2D/3D汎用作図機能と3Dビジュライズ(テクスチャマッピング/レンダリング等)機能に加え、建築設計や内装、ディスプレイデザインに対応した先進的なBIMデザイン/設計支援機能、拡張機能、さらには豊富なデータライブラリを搭載した建築/内装業界向け製品。

  • BIM=Building Information Modeling(ビルディング インフォメーション モデリング)は、建物のライフサイクルにおいてそのデータを構築管理するための行程、設計手法である。

アーバンスクエアでのVectorworks活用方法

先述の通り、時にはインポーターへ、時にはショールームオーナーへ、完成イメージを共有するために、ビジュアルを多用したプレゼンテーション資料は欠かせない。アーバンスクエアでは創業時よりVectorworksを導入し、変更や修正が飛び交うCI管理に活用する。

具体的にどのような機能が便利なのか、同社設計部課長の塚本真也氏に、Vectorworks活用方法を聞いてみた。

塚本氏「多店舗展開の場合、店舗内の什器などは規格化されてきます。これをVectorworksでシンボル化*3しておくことで作業効率性が大きく向上します。商談ルームはどのくらいの面積が必要であるなど、インポーターからの仕様を加味しながらの設計では、面積がリアルタイム表示されることも重要です。面で描くVectorworksならではの機能かと思います。」

  • シンボル化:図形を保存して再利用が可能。シンボル定義図形はリソースマネジャから選択して利用できる。
『データパレット』作成した図形情報(幅・高さ・周囲・面積など)がリアルタイム表示で確認できる

Vectorworksが店舗設計、インテリア・ディスプレイ業界での採用率が高い理由が塚本氏の言葉から垣間見れる。

塚本氏「Vectorworks2017で採用された『リソースマネージャ』は便利です。過去に作成した什器などが一覧で、なおかつビジュアル表示されるので、探し出す際のストレスは大幅に低減してます。Architectに搭載されている『ナビゲーションパレット』も、レイヤやクラス*4が多くなる図面には効果大です。」

  • クラス:図面管理の機能。ファイル全体に適用されるため、デザインレイヤをまたいで同類のオブジェクトをグループ化することが可能。
『リソースマネージャ』Vectorworks2017よりビジュアル表示一覧をより見やすく確認できる

Vectorworksというとデザインを創造する際のツールというイメージが大きいが、図面作成時における生産性向上機能が当たり前のように搭載されていることは、設計者にとって嬉しいことだ。

塚本氏「ショールームが竣工するまでには、弊社以外にも多くのパートナーの協力が必要です。詳細図作成ができるパートナーが、Vectorworksユーザであるなど、ユーザ層の大きさもこのソフトの魅力です。」

『ナビゲーションパレット』※Architect搭載
ファイルのクラス・レイヤなどを一元管理。表示から非表示、グレー表示も可能。

日本HPワークステーションの”RGS”活用でVectorworksをさらに快適に

アーバンスクエアでは、既に様々なタイプのワークステーション型ノートブックを導入しているが、今回の検証機である日本HPワークステーションに対しては高い評価をしている。そして、Zシリーズに標準搭載されている日本HPの遠隔操作ツールRGS に対しては、絶大な評価と信頼を寄せた。

建設ITジャーナリストの家入龍太氏の公式サイト「建設ITワールド」では、アーバンスクエアの日本HPワークステーションのRGS活用術の掲載事例がお読みいただけます。

アーバンスクエア株式会社
主な業務内容
  • 自動車ショールームの多店舗展開支援(CIプラン・管理業務)
  • 自動車ショールームの基本設計・実施設計・工事監理業務
  • 自動車ショールームの建設におけるプロジェクトマネジメント業務
  • ショールームアイテム(什器等)のデザイン・製作・設置業務
  • BIM(Building Information Model)を利用したプレゼンテーション
  • 建築基準法48条許可申請などの行政手続き代行業務
  • 記載されている会社名及び商品名などは該当する各社の商標または登録商標です。 製品の仕様は予告なく変更することがあります。

Vectorworks

2D/3Dのシームレスな作図機能に、彩色豊かなプレゼンテーション、リアルなレンダリングなど、デザイナーの設計環境を支援する汎用CADソフトウエアです。

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評価版(トライアル)

Vectorworksの新規購入やバージョンアップをご検討のお客様は、評価版を是非お試しください。使用期限以外、全ての機能をお試しいただけます。

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イベント情報

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