ユーザ事例 & スペシャルレポート

米国ボストンで開催された、アメリカ建築化協会(AIA)に参考出品したサーモレンダーを紹介。


"環境"を真剣に考えた製品だからこそ、国を超えた評価を受けた。

2008年5月、米国ボストンにおいて、アメリカ建築家協会(AIA)全米大会が開催されました。

本大会に、A&Aは「サーモレンダー3 Pro」を参考出品しました。
今年度の大会は、「BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)」と「地球環境」という大きな柱を打ち立て、個々の建築家が実践していく重要性を訴えかける内容となりました。

講演数も非常に多く、2日間にわたるグリーン・ビルディング関連のセッションや、BIMの活用方法に関するセッションなど、多くの建築家の興味を引くものでした。また、展示も800を超える企業や団体が出展しました。
大会は3日間開催され、全米各地から多くの建築家が参加し、アメリカにおけるBIMと環境に対する意識の高さを伺い知ることができました。

AIA EXPO 2008の会場入口

展示会場全景

展示会場

会場の様子

グリーンをテーマに多くの展示が行われていました

会場の様子

「サーモレンダー3 Pro」はVectorWorksの開発元である、Nemetschek North America社のブースにて、3日間計5回のプレゼンテーションで披露されました。

今回、暫定英語版でのデモンストレーションであったにも関わらず、汎用CAD上で動作するサーモグラフィーを初めて見るアメリカの建築家は、目を奪われるとともに、驚きの声を上げていました。

ヒートアイランドに対する建物の温熱環境を設計段階で目に見える形で表すサーモレンダーは、バージョン3で追加された建物のエネルギー消費量計算、CO2排出量計算によりさらに環境ツールとしての機能を充実させ、多くの参加者の賞賛を浴びました。

プレゼンテーション終了後には、参加の方々から早くも英語版の発売時期や価格、どこで購入できるかなど多くの活発な質問を受け、当地の温熱環境に対する意識とともに、サーモレンダーへの期待感の高さを実感いたしました。

Nemetschek North Americaブースも大盛況

サーモレンダー3Proセッションの様子

緑化計画の効果を説明

グリーンシティの提案

サーモレンダー3Proセッションの様子

サーモレンダー3Proセッションの様子

今や地球温暖化問題は待ったなしの状況にあり、都市部での「ヒートアイランド現象」と二酸化炭素等に起因する「地球温暖化」は、お互いに負のサイクルをつくっています。 一般に建築設計とは縁遠い話と考えられていますが、都市部に目立つ近代化とヒートアイランドの発生要因を見る限り、無関係であると言いきれる状況にはないと思います。

「環境」はアメリカの建築業界では、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)と同様に最も注目される話題の一つとなっています。都市と建築の熱環境設計ツール「A&A環境設計(熱)サーモレンダー」の詳細は製品ページをご覧ください。

(2008年5月)

 

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