建築デザインのデジタル・エスキス CD-ROMによる各種手法の演習 エスキスシリーズ05

CADを図面作成のためのみではなく、建築デザインの発想段階で「デザイン思考の支援ツール」として利用する手法のさまざまを、VectorWorksのプログラミング言語「VectorScript」などを使った例題を通して紹介しています。実際に試せるサンプルデータを収録したハイブリッドCD-ROM付きで、「VectorScript」を学びたくなる一冊です。

A "かたち"を生成する―造形のルールを発見し、新たなイメージに適用してみる
1 ルールに従って組み合わせる
2 "かたち"をつくる「原理」をつくる
3 イメージを「選択」して空間に適用する
4 ずらして、重ねる
5 デザインプログラムを使う
6 スクリプトによって"かたち"をつくる
7 乱数を使って"かたち"をつくる
8 "かたち"の特徴を受け継ぐ"かたち"
9 光に向かって開く"かたち"
10 ルーバーによる光の操作
11 折り曲げて生まれる住空間
B 人間の行動をデザインする―利用者の行動特性をデザインに反映させる
12 「奥行き感」で"かたち"を再構成
13 歩いて生まれる視界のひろがり
14 人の流れで通路をデザインする
15 歩行領域をデザインする
16 階段の踊り場を見直す
17 人の流れを"かたち"にする
18 茶席のための機械
19 避難シミュレーション
20 人の流れを予測して施設配置を決める
C 見えないものを、見せる―エスキスの大切な機能のひとつは、描いてみて確かめることである
21 風の流れを"かたち"にする
22 音のサイン
23 音の表情を見る
24 景観の変化を見る
25 夜の景観を演出する
26 時間で都市を描く
27 都市の隙間を探す
28 ダイアグラムとして表す
29 課題「七つの石」
30 デジタル・デザイン・コンペ

書籍情報

著者 渡辺 仁史 著
出版社 株式会社 彰国社 発行
書籍体裁 ◆90ページ ◆A5判 ◆CD-ROM(Mac/Win)付き
定価 3,080円(税込)
購入方法 一般書店