教育・トレーニング

夏のVectorworksソリューションセミナー/東京

第5回

   


ソリューション1

『Hair style Cut 技術の展開図(基礎理論・テクニック)とVectorworks』

嶋田 サク子 氏

Vectorworksを美容業界でどのように利用するのか?
実際に参加された方は建築関連に携わる方が多く、やはり異業種(しかもCADと一見かけ離れた世界)での利用は、とても興味深かったと思います。業種が違っても『デザイン』の根底にあるものは同じであると再認識する1時間でした。

Vectorworksでヘアカットの展開図(カット図)を描き、そうする事でヘアカットの技術向上にも繋がる。しかし現実には展開図を正確に描ける美容師は少なく、現在の美容業界の方向性を懸念し「このままではいけない」と日々活動をされているそうです。

Vectorworks(当時はMinicad)を使い始めたきっかけは、ロンドンに美容の勉強に行った際、ロンドンでもきちんとした展開図はなかった。それでは自分で描こうと思ったそうです。嶋田氏の溢れるバイタリティに頭の下がる思いでした。

【参加された方からのコメント】

  • 美容業界と他業種ではあったが、別の意味で参考になった。
  • 美容の立場から実質的理論を明確にする為の講師の努力に深い尊敬の念を持った。いずれの世界でも正しい見方、考え方が基本にあるべきで実用化に向けての利用の拡大を期します。

   


ソリューション2

『挫折しないCADワークス~乗り遅れた方たちに向けて』

篠田 郁夫 氏

Vectorworksで作図することのメリットや効率を上げるための方法、効果的な表現方法をVectorworksとJW-WINで同時に立面図の作図を行ないながらご説明いただきました。

Vectorworksの面属性を持っていることの特徴を利用し、グラデーションを使ってガラスの表現方法や作図画面上で線の太さの違いを表現できる為、出力後の修正する手間が少ないこと、レイヤを半透明にすることの効果などご紹介。

専門学校で講師も勤める篠田氏は「生徒は様々なCADを利用し図面を描く訓練をしているが、中でもVectorworksはその描きやすさが面白さへと変わり、他のCADよりも覚えが早いのではないかと感じている。」とお話されました。これからVectorworksをはじめられる方によい原動力になったのではないかと思います。

【参加された方からのコメント】

  • JW-WINとの違いが理解でき、良かった。
  • 分かりやすく明快な説明でした。

   


ソリューション3

『アイディア出しのサポートツールとしての3DCG、そこから手早く作るプレゼンテーションツール』

小野澤 純一 氏

『3DCGはなるべく早い段階で使おう』と、アイデアの描き出しからプレゼンテーション資料の仕上げまで段階に応じて効率よく3Dを利用する方法をご紹介いただきました。

まず、鉛筆でアイデア描きをし、Vectorworksで柱状体や三角錐などでモデルを大まかに作成後、空間把握やデザインの検証。積み木を重ねる感覚で手早く作成するなど、全体のバランスやボリューム、空間を確認。デザイン決定後詳細の作り込みを行い、パースの作成は手描き風の良さを出す場合と、ビジュアル重視でリアルに仕上げる場合と比較しての検討方法などプレゼンテーション資料までの流れをご紹介されました。

仕上げも『シンプルに!』『時間をかけずに!』行うことを前提として、線画とレンダリングを重ねて表現するなど、ポイントを押さえたTipsをふんだんにご紹介いただきました。

【参加された方からのコメント】

  • プレゼンテーション等、実務に参考になるセミナーで、プレゼンの幅が広がりました。
  • 手描きとの組み合わせが興味深かった。
  • 惜しげもなくこれまでの作品を見せていただいて大変良かった。

   


ソリューション4

『デザイナーのための飲食店の設備設計と積算』
べクターワークスのスプレッドシートとデータベースを使って飲食店の設備設計と積算をやってみよう。

石井 進 氏

作成した飲食店の平面図から、積算と設備設計をVectorworksのワークシート・データベースの機能を駆使して実施する手順をご紹介頂きました。

図面から床・天井面積や回り縁の長さの拾出しをし、積算表を作成。ダクトの抵抗線図・換算表などから計算書を作成する手順は、すぐに実務に活かせる内容でした。ワークシートからEXCELへの取り出しやEXCELからワークシートへの取り込み法の操作手順のご説明。厨房機器リスト表を例に、データベース機能をレコードフォーマットの作成から手順を追ってご説明頂きました。

今回は 便利なワークシートの活用法を自宅に帰ってからもじっくり数式を確認していただけるよう図面と使用データが収められているCDがお土産として皆様に渡されました。

【参加された方からのコメント】

  • ワークシートの利用は大変参考になりました。
  • ワークシートを利用したことがなかったので、カスタマイズして有効に使えるようにしたい。