テクニカルサポートデスク

[製品仕様・技術情報]

MacOSX 10.8以降の環境でインストーラ/アップデータが実行できない場合の対処方法
MacOSX10.8より、セキュリティ機能「Gatekeeper」が搭載されています。この機能の影響により、MacOSX10.8以降の環境でインターネット上からダウンロードしたインストーラやアップデータを起動すると、「"○○"は、開発元が未確認のため開けません。」というメッセージが表示され、ブロックされて実行できない場合がございます。
このような場合は、以下の手順をご参照の上、ご対処ください。

  ・実行するインストーラ/アップデータに限りGatekeeper機能をオフにする場合
  ・Gatekeeper機能全体をオフにする場合
  ・「"○○"は壊れているため開けません。」というメッセージが表示されてしまう場合


実行するインストーラ/アップデータに限りGatekeeper機能をオフにする場合

  1) キーボード上のControlキーを押しながら、インストーラ/アップデータのアイコンをクリックします。
表示されるコンテキストメニューから、「開く」をクリックします。
  2) 表示されるダイアログで、「開く」をクリックしてください。
以降、通常通りインストール/アップデートが開始されます。


Gatekeeper機能全体をオフにする場合

    以下の手順は、MacOSXのシステム環境設定でGatekeeperの機能そのものを解除する方法です。解除すると、全てのインストールプログラムがブロックされずに動作するようになるため、セキュリティが低下します。
必要なインストーラ/アップデータの実行後は、「Mac App Store と確認済みの開発元からのアプリケーションを許可」に設定を戻すことをお奨め致します。
  1) MacOSXの「システム環境設定」を開きます。
続けて「セキュリティとプライバシー」を開き、「一般」タブを選択します。
  2) ダイアログ左下にあるカギのアイコンをクリックし、ロックを外します。
次に、「すべてのアプリケーションを許可」を選択してください。
  3) 「”すべてのアプリケーションを許可”を選択すると、セキュリティが低下します。」と表示されます。
「すべてのアプリケーションを許可」ボタンを押してください。
  4) 「システム環境設定」を閉じ、インストール/アップデートを行ってください。


「"○○"は壊れているため開けません。」というメッセージが表示されてしまう場合

    インストーラ/アップデータを起動すると、「"○○"は壊れているため開けません。」というメッセージが表示されて実行できない場合がございます。
これはGatekeeperがインストールプログラムの微細な問題を検知し、警告を表示しているためで、インストーラ/アップデータが壊れているわけではありません。


このメッセージが表示される場合は、お手数ですが Gatekeeper機能全体をオフにする場合 の手順をご参考の上、Gatekeeper機能の解除を行ってください。