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[製品仕様・技術情報]

VectorWorks9.01Jの障害情報(2001.08.22)

以下は、VectorWorks9.01Jで確認された障害の項目をこちらに掲載しております。

「環境設定-システムに保存」で、「クリック-ドラッグ」モードにチェックが入っていると、作図ツールで図形を作図中(ドラッグした状態)、Command(ctrl)+3キーをタイプしても、画面とカーソルの位置関係を保持したまま、画面は原寸表示とならない。(Winのみ)

四角形、直線、四分円、長円ツールをダブルクリックして表示される作成ダイアログで、「レイヤ」ポップアップメニューで指定したレイヤに図形を配置することができない。アクティブレイヤに配置される。(Macのみ)

斜め四角形ツールでマウスとキーボードを使った方法でデータバーに数値を入力するとき、1辺目のデータは作図されるが、2辺目の辺がデータを入力しても作図されない。

「環境設定-システムに保存」で、「クリック-ドラッグ」モードにチェックが入っていると、作図ツールで図形を作図中(ドラッグした状態)、Command+4キーをタイプすると、画面とカーソルの位置関係を保持したまま、用紙が画面内にぴったり納まるような表示とならない。(Winのみ)

複数のフォントを使用して作成されているテキストボックスを選択した状態で、「文字」メニューの「フォント」コマンドを使用すると、テキストボックスで使用されているすべての文字にチェックマークがつくが、MSゴシックのみチェックマークが入らない。 マークは入らないがMSゴシックフォントは使用可能。(Winのみ)

複数のテキストボックスを選択した状態で、「文字」メニューをプルダウンすると、テキストボックスで使用されているすべての寄せの指定にチェックマークがつくが、「左寄せ」のみチェックマークがつかない。マークが入らないだけで使用は可能。

単位がミリのときワークシートのワークシートメニューで、「レイアウト」を一度開いてしまうとマージンの値が用紙サイズをはみ出すくらい大きくなる。数値を再入力しても元の大きな数値に戻ってしまう。この状態でワークシートメニューのプリントを行うとプリントが正常に行われない。回避するには「単位」をインチに変更することで可能。

取り出すQuickTimeは途中のコマンドピリオド(Esc)が利かない。1フレーム毎のキャンセルとなるので、フレーム数分のescを押し続ける必要がある。 Escキーではなく、ボタンを操作すれば一度にキャンセル可能。(Winのみ)

複数のファイルを同時に開いて使用しているうちにシステムリソースを使いきってしまう。ただし、使用していないファイルを閉じれば回復する。(Winのみ)

リソースパレットのリソースリスト欄で、文字コード5Cを含む文字、たとえば「リソース」の「リソ」が表示されない。「表」という文字は「・」に変わってしまう。(Winのみ) 該当文字一覧:
—ソЫ�噂浬欺圭構蚕十申曾箪貼能表暴予禄兔喀媾彌拿杤歃濬畚秉綵臀藹觸軆鐔饅鷭�

フォントのMSゴシックがフォントメニューにチェックマークが付かない。マークは入らないがMSゴシックフォントは使用可能。(Winのみ)

データの精度とはまったく無関係だが、太い線分のハンドルが見た目でずれている。斜めだと顕著。

CreatePlug-inVectorScriptPlug-inEditorダイアログの「Script 」ボタンでVSマクロを開くと、OKでもキャンセルでもPlug-inフォルダ内のマクロの「情報」の修正日付が更新されてしまう。

カスタマイズした複数の寸法規格があるとき、リストの上から削除を行うと、画面上で作図されている寸法名と寸法規格の内容にズレが生じる。(Winのみ)

プリントダイアログ内の設定の「カラー・マッチング」を「白黒」にしているにもかかわらず、VectorWorksのカラーの線がグレースケールで出力される。(PSプリンタでの出力)(Macのみ)

グリッド設定ダイアログの「ドラッグによる指定」はデータバーへの角度入力がタブキーによってできない。(Macのみ)

レコードフォーマット作成ダイアログで、ESCキーを押すとキャンセルではなく、OKボタンが押されてしまう。日本語版WindowsOSのみの現象。英語版Windowsでは問題なし。(Winのみ)

寸法線を描き、交差の「上下等交差」を表示させると、MiniCADと比べて、どの寸法規格も右下がりになっている。WIN版ではVectorWorksとMiniCADで比較すると同じ。(Macのみ)

QTアニメーション取り出しで、線の色をなしにして取り出しすると、線が見えてしまう。(Macのみ)

複数の壁を選択したとき、データパレットでテクスチャの「部分的に貼り付ける」「全体に貼り付ける」ボタンが表示されない。(Winのみ)

画面登録コマンドは、作成時より後に作成されたクラスを「見せない」に設定してしまう。そのため画面登録コマンドを作成後にプラグインツールを使うと、クラスを追加するタイプは、配置したプラグインオブジェクトが見えなくなる。

単位をカスタムに設定した場合、マーカーの編集での長さの入力単位がinchになっている。表示がインチになっているだけで、数値はミリでの指定。

直線や寸法線につけたマーカーを印刷すると、線の太さにつれてマーカーも大きくなる。画面上では大きさに変化はない。

縮尺1:50、単位mm、断熱材ツールでX方向に8000、Y方向に-50の断熱材を作成する。作成した一部を拡大していくと選択できない不明な線が表示される。

縮尺の違うレイヤを重ねてあるとき、3D図形のあるレイヤをアクティブにして、「他のレイヤ」を「表示」「表示+スナップ」「表示+スナップ+編集」のいづれかにし、「投影の方法」が「透視投影」でレンダリングが「OpenGL」もしくは「RW-」の各種レンダリングを選択すると、画面の拡大率によっては図形が表示されず、プリントしても3D図形は出力されない。縮率の違うレイヤを見せないようにすれば回避は可能。

1つのフォルダ内に350以上(フォルダによって前後する)ファイルがある場合、リソースパレットで350個目以降のファイル名が表示されない。(Macのみ)

水平以外の角度がついた文字列をVectorWorks上で選択、コピーしDraw系のソフトにペーストすると、PICTになってしまう。クリップボードに入った段階で、フォントの種類、大きさなどの情報は失われている。

Windows版で、「加工」メニューの「移動」のダイアログ内で、Escキーでキャンセルできない。MiniCAD6・7ではEscキーでキャンセルできる。

図形を選択した状態で、基準点を生成基準点ツールで座標入力で配置した時、図形の選択は解除されるが、ハンドルの表示が残る。表示が残っているだけなのでリドローするとなおる。(Macのみ)

グループ図形をリサイズツールで変形した時、ハンドルの位置、データパレットに表示される数値とも直ちには反映されない。図形を選択しなおせば正常に表示される。
複数のレイヤーにそれぞれ図形を描き「レイヤー設定を表示+スナップ+編集」の状態で全ての図形を選択したとき、他の離れたところにある形状の違う別の図形に消しゴムツールの「分割モード」を使用すると選択している図形のうち、「曲線」図形は影響を受けてしまう。

ワークシート関数「IsFlipped」を使用したセルは、再度そのセルを選択して計算式を確認すると、関数が無くなっている。再計算などは行えるが、計算式から関数が抜け落ちている状態でワークシートエントリのチェックマークで確定してしまうと、関数が無くなったまま確定され、計算が行えない。

WM・グループ化した図形を「線分に変換」コマンドで線分に変換後、Undoすると変換された線分が残ってしまい、元のグループ化図形とともに表示される。

四角形に編集メニュー「ハッチング」を配置するとき、四角形が大きい場合、ハッチングの種類によっては、ハッチングの一部が表示されない場合がある。 縮尺1:10044000×15000の四角形を描く
VectorWorks8フォルダ→データライブラリ→「Hatches2」→『Wood(Herrinbone)』で、編集メニュー「ハッチング」を実行する。

図形と基準点を選択して「加工」メニューから「回転」→「反転」させると、基準点を軸にして反転するが、Ctrlキーを押しながらを実行すると、基準点を軸にしないで反転してしまう。 「反転」にショートカットキーを設定すると、必ずCTRLキーを使用することになるので、基準点を軸にした反転を、ショートカットキーで実行できない。他のショートカットと組み合わせれば回避可能。(Winのみ)

文字数の多い複数行のテキストボックスは、図面の一部を拡大した状態でスクロールアローでのスクロールすると以前のバージョンに比べスクロール時間がかかる。

日本語でも半角スペースの位置でラップ機能が有効になってしまう。半角スペースを含む文字列を小さくするとき、半角スペースの位置で勝手に改行する。

角度寸法ツールで、基準線をドラッグするとピックカーソルになるが図形のエッジ上はクロスカーソルになる。

文字列を選択し、属性パレットの線を模様に変更することができない。 モニタのカラーを32000色以上で使用していると、ウィンドウ内の表示が乱れたり、ツールのダブルクリックでダイアログが表示しないことがある。モニタのカラーを256色使用すれば、発生頻度は下がる。(Macのみ)


ワークシートにデータを取り込むとき、SYLK、DIFフォーマットの場合「セミコロンが見つからない」とアラートが表示される。セルが足りなくても追加されない。

寸法線を選択した状態でコンテキストメニューの「プロパティ」を選び、寸法規格を「ASME-Dual」「ASME-Dual-Stack」にしたとき、「Primary」[]Secondaryのボタンが表示されない。最初から「ASME-Dual」「ASME-Dual-Stack」の寸法線を選択したときには表示される。(Winのみ)

データパレットで数値を変更する際、最初に入っていた数値の後ろに全角で「-(マイナス)30」などと追加入力した後F8キーで半角に変換するとき、enterキーで確定しても直ちには計算されない、タブで次ぎのフィールドに移動すると計算結果がでる。---ノート型PCで発生。(Winのみ)

データパレットのフィールド内の文字/数字をコピーし、文字ツールを選択した状態でクリックして画面上にその文字/数字をペーストすることができるが、図形をコピー&ペーストした後ではできなくなる。アクティブなファイルを切り替えたり、新規ファイルにペーストすると再びできるようになる。Win版では問題ない。

VW8、8.5、MC7、MC6のファイルを開くとき、PICTデータの面の色が「なし」になってしまう。そのため、色を付けたPICTはすべてモノクロで表示される。(Macのみ)

「TrueTypeを多角形に変換」はラップテキストで改行している文字列に行うと、一行になってしまう。英語はOK、日本語NG。(Winのみ)
大きな円弧と小さな円が隣接している場合、フィレットを掛けると、円弧と円の外側同志はフィレットできるが内側同志はフィレットできない。

「鐘楼ツール」の「屋根の形状」が「四方切り妻」の場合、2Dの画面で「線分に変換」「コピー+線分に変換」「多角形に変換」「コピー+多角形に変換」ができない。

長細い長円のアール部分が点線のようにプリントされる。(Macのみ)

VectorWorksにIllustlatorのEPSをとりこみ(バック地が白のもの)、NonPSプリンタに出力すると黒くなってしまう。VW8.5までは白のまま。(Winのみ)

ワークシートのセル内の文字の一部のみを選択して、他のセルにペーストすることができない。セルないすべての文字や式がコピーされる。ショートカットでもメニューでも同じ。Winはメニューが選べない。

シンボルツールを選択した場合に表示されるモードバーの「挿入位置」モードグループは、画面をクリック中にグレイになってしまう。壁に挿入しているときに後から挿入位置が変更できない。VW8.5は可能。

作業画面の「設計」のツールタブで、パレット名に日本語を入力中、未確定の文字がある状態で、OKボタンまたは他のツールやツールパレット名をクリックしてしまうとフリーズする。確定した状態なら問題はない。(Macのみ)

VectorWorks(Mac版)でPhotoshopEPS(レビューがバイナリ)を取込み、そのデータをVectorWorks Win版で開いてPSプリンタにすると、プリントされずに抜けてしまう。(Macのみ)

「RW-カスタムレンダリング」は「RW-カスタム設定」で設定を変更しても、ダイアログを閉じた直後に行われる自動再レンダリングでは反映されない。再度「RW-カスタムレンダリング」を選び直すと、設定が反映される。

ソリッドコマンドの「噛み合わせる」「削り取る」「重なった部分を残す」で加工した3次元や、柱状体、回転体に、インストールされたTextureフォルダにある「イメージ」系のテクスチャのうち、サイズが317以上に設定されているものを割り当てると、光源による明暗が反映されない。サイズを317以下に設定すれば回避可能。

畳ツールで作成した畳を選択し、データパレットから「縁」のチェックをはずすと図形が表示されなくなる。クラスやレイヤなどのダイアログを表示させたりしてリドロウすると表示される。

VWを起動したまま、未保存のデータがある状態で、マシンを終了すると、未保存データの保存を行わず、また警告も表示しないまま終了してしまう。

円弧壁、壁をoprion(Alt)キーを押しながらドラッグし複製、移動したのち、取り消しを行うと、アクティブポイントが複製先に残ってしまう。再度取り消しを行うとアクティブポイントは消滅する。これは取り消しが複製と移動という2操作を1操作で行うoprion(Alt)キーを押しながらの操作に対して行われていないため。

キヤノンレーザーショットのLIPSモードで、プリンタドライバのカラー設定を「白黒」で印刷すると水平以外の角度のついた文字(寸法値含む)が欠落する。オプション項目の「ドライバ固有の文字の回転を不可にする」にチェックを入れても回避できない。ドライバのバージョンも関係なし。QDプリンタ、PSプリンタはOK。(Macのみ)

用紙移動ツールを使用した後、「原点指示」メニューコマンドの「用紙の中心」ラジオボタンでの設定が効かない。用紙移動前の原点を常に中心にしてしまう。

ワークシートのフォント設定の仕様が変更になったため、VW8.5のワークシートをVW9で開くと、ワークシートの大きさが縦方向に対して大きくなってしまう。

図形タイプが異なる複数図形を選択すると、データパレットに複数図形の合計面積、周長が表示されない。(Winのみ)
マルチフォント指定してある他のアプリで作成したテキストをコピーペーストでVWにペーストするとき、画面上にインサーションが無いと、フォントがVWでのデフォルトフォントになってしまう。インサーションのある状態なら問題ない。

VectorWorks8.5のファイルを開いた場合、プリント時の倍率設定が1度では反映されない。再度設定すれば反映される。なお、この現象はVw9.0で新たに作成したファイルでは発生しない。(Winのみ)

文字ツールで文字入力位置として基準点などにスナップさせてから入力しても、入力された文字を確定すると、位置が微妙にずれてしまう。

透視投影モードに設定し、Open-GL、およびRW系レンダリングで出力すると表示範囲外も出力される。シェイドレンダリングでは表示範囲のみ正常に出力される。

曲線図形を変形ツールで変形するさい、中心のハンドルを移動させると、頂点が移動してしまう。VW8.5では頂点は固定であった。

Apple標準以外のTTフォントに「TrueTypeを多角形に変換」を実行すると、大文字のアルファベットが小文字のアルファベットとして変換されてしまう。標準搭載のTruyTypeでは問題なし。

Win95でのみ、RenderWorksのレンダリングを実行しても、レンダリング結果としての図形が表示されない。(Winのみ)

2つ以上のファイルを開いている時、ウインドウメニューから他のファイル名を選択しても、他のファイルに切り替わらない場合がある。(Winのみ)

Jファイル名に文字コード5Cを含む文字が使用されているとファイルをダブルクリックしてもVectorWorks9.01Jは起動しない。

該当文字一覧:
—ソЫ�噂浬欺圭構蚕十申曾箪貼能表暴予禄兔喀媾彌拿杤歃濬畚秉綵臀藹觸軆鐔饅鷭� (Winのみ)

VectorWorks9の3Dツールパレットから円錐を描き、「環境設定」の「システムに保存」のダイアログ上で「回転体の分割数」の数を変えても、画面上の円錐の線の数が変わらない。球や半球では分割線の数が変わる。

Shiftキーを押しながらマウスで直線を伸縮したとき、角度が微量ずれる(小数点2位くらい)場合がある。「図形スナップ」「交点スナップ」「定点スナップ」「接線スナップ」「表面スナップ」のいずれかがオンになっている場合は、問題が発生しない。

「切断」ツールの「直線」モードで、属性が「四角形」のものを切ったとき、2度同じ部分を切断線として指定するとRunTimeエラーになる。(Winのみ)

定点スナップの「反復スナップ」をオンにし、円弧の弧上にマウスを持っていくと「定点」のスクリーンヒントが出たままとなってしまう。