温かで気さくなユーザ様の多かった弘前に名残を感じながら、次の開催地新潟に向け、私たちキャラバンスタッフは、昨日東北から北陸へと約6時間かけて日本海沿いを縦断してきました。
いくつものトンネルを抜け、少しずつ姿を変えていく窓の景色に、日本の広さと各地ならではの土地の美しさを感じずにはいられませんでした。
白銀の世界を抜け、夕日で真っ赤に照らされた日本海を見たとき、その美しさに思わず目を奪われ、長旅の疲れもすっかり消えていました。

さて本日の新潟会場は、昨年度、雪が降り積もる中での開催でしたが、今朝は一転し晴天に恵まれました。移動の車内でタクシー運転手さんが「この時期の新潟には珍しいくらいのいい天気」と微笑んでいらしたほどです。

午後からは少し不安定な天候となりましたが、大勢の方にお集まりいただくことができました。

会場では、資料にメモを取りながら熱心に耳を傾けてくださる皆様の真剣な姿勢が印象的で、いいものを取り入れようという積極さに私どもも大変刺激を受けました。
Vectorworksプロセミナーは、株式会社山口工務店 山口雅和氏による「設計から現場までのCAD活用手法」をテーマに、「伝えるための道具」としてのCAD活用がここかしこに盛り込まれていました。
セミナーは「既製品はなるべく使用しないんです」という言葉から始まり、オリジナリティを持ちながらも、建物規模は問わず、安全確認は怠らないというプロとしての意識を強く感じさせられました。エンドユーザの想いに沿った住宅のご提案、現場の職人さんと相違を無くすことへの工夫は、2D・3Dの使い分けに収まらず、ムービーなども積極的にプレゼンに取り入れておられ、思わず「うんうん」と会場の皆様のうなずきも多くなり、関心の高さがうかがえました。

本日ご参加いただいた皆様、ならびにご講演いただきました山口様、誠にありがとうございました。

本年の全国キャラバンも東京会場を皮切りに10会場を終えました。各開催地域ならではの設計における視点、手法など実践的な事例を基にして設計活用術をご紹介いただきました。

明日の福井開催が本年のキャラバンの最終となります。
少し寂しさも感じますが、スタッフ一同より一層気を引き締めてまいります。
プロセミナーは伊藤瑞貴建築設計事務所の伊藤瑞貴様の講演です。

ご都合がつきましたら是非会場にお越しください。皆様のお越しを心よりお待ちしております。

テクニカルサポート課 高島 里奈(2013.1.24)