冷たい雨の降り出した新潟を後にし、今年のキャラバン最後の開催地福井へ向かいます。まずは上越新幹線で越後湯沢へ、そこからは特急「はくたか」に乗り換え、約5時間の道のりです。特急はくたかは新幹線以外で最高速度が最も高い列車だそうですが、そのせいなのか、または長く続くトンネルのせいなのか、途中何度も耳がキューッと詰まりました。

当日の福井は雪まじりの雨が降るあいにくの天候でしたが、受付を開始すると続々とユーザ様の談笑の輪がひろがり、和やかな雰囲気でスタートしました。
福井会場のプロセミナーでは伊藤瑞貴建築設計事務所 伊藤瑞貴氏より「デジタルテクノロジーを用いた つながりのReデザイン」と題しご講演いただきました。
これまでに手掛けられてきたいくつかの物件と、それに関わるエピソードをご紹介いただきましたが、すべてに共通するのは「人と人とのつながり」に対する強い信念です。今は本当の人同士のつながりが失われがちな時代だと言われていますが、伊藤様は居心地のよい空間を通して人の本来のつながりを取り戻そうと、日差し・風通しシミュレーションなどのデジタルテクノロジーやSNSを積極的に利用されています。昔ながらのものを守るためにテクノロジーを排除するのではなく、うまく共存・利用し、これまで受け継がれてきたよいものをきちんと維持していきたいという想いがつまった素敵なセミナーでした。ご講演いただきました伊藤様、悪天候のなか福井会場にお越し下さった皆様、誠にありがとうございました。

今回のキャラバンでは各会場で11人のユーザ様により、まさに十一人十一色のVectorworksの使い方をご紹介いただきました。またご講演いただいた方々に限らず、日本各地のユーザ様ひとりひとりが自分だけの使い方をもっていることと思います。お仕事の分野や環境のまったく異なる方同士が、Vectorworksというひとつの共通項によってこうしてお集りいただき、交流の場としていただけることに大きな喜びを感じられたキャラバンでした。

ご講演いただいた皆様、各会場にお越しいただいた皆様、このレポートをお読みいただいていた皆様すべてにあらためて感謝申し上げます。
またお会い出来る日を楽しみにしております。

販売推進部 販売推進課 古田真彩美
(2013.1.25 東京へ向かう車中より。無事に東京に到着すると総移動距離は、約6,000Kmとなります。 )