あれは一体なんだったのだろうか...。北海道は、何処もかしこも雪につつまれているようなテレビ報道を目の当たりにしていただけに、札幌駅に到着したとたん拍子抜けしました。ほとんど雪もなく、通りを行く人々は思いのほか薄着です。
でも寒い。外気温は-3℃、ズボンの裾から冷気が入り込んできます。

新製品発表会も最終日となり、札幌で6都市目となります。全ての会場で感じることは、参加頂く方々の服装のバリエーションが豊かなことです。
製品発表会の参加者を見れば、その製品はどのようなセグメントで用いられているかが分かるものです。大手CADメーカーの発表会は、スーツ姿が多く、アップル製品の発表会はTシャツ(笑)、ディオールの新作発表会は、最先端ファッションを着こなした方々など分かりやすいほどに特色がでます。
しかし、Vectorworksの発表会に参加頂いている方々は服装から容易にセグメントを推定することができません。服装が、”何かに属する”という記号であるならば、Vectorworksユーザーは何にも属さず、ただ「デザイナーである」という有り様に信念を持った、個人の集合なのかもしれません。

Vectorworks2015のコンセプトは、「Invitation to Discovery」です。発見とは、ルーチンワークからは決して得ることができません。通勤を例にとるなら、いつも乗る車両を変えるだけ、路線を変えるだけ、代替交通に変えるだけで、見える景色が大きく変わり、気がつかなかった変化をたくさん発見することができます。ゴールは同じでも、そこに到達するフローを沢山持つことで、発見の幅は大きく広がります。

ケビン・ケリー(ホール・アース・カタログやWIREDの編集長を務めた)は、「アイディアは群れをなして飛んでいる」と言ったそうですが、確かに私たちの身の回りは発見で満ちあふれています。リンゴが樹から落ちることに疑問を持つことで、世界を変えることができるように、「発見」とは全ての創造の根源なのかもしれません。

Vectorworksは一貫して、フローを定めることはせず、あらゆる使い方に対応できるような柔軟性を特徴としています。どのバージョンでもかまいません、Vectorworksをお使いの方はいつもと違う方法をお試しください。また、新規でご検討いただいている方は、今お使いのツールと比較してください。
きっと、いつもと違う発見を得ることができます。

「Invitation to Discovery」


2014.12.19
ソリューション販売推進課 竹口太郎