20時53分、新大阪着の新幹線を降りると強烈な寒さが肌を刺します。ホームの青白い蛍光灯がより一層寒さを助長するようです。
駅に降り立つと早速、大阪での「発見」がありました。大阪は「文楽」の街です。
東京に住んでいると、あたかも「 伝統芸能は歌舞伎である」とのごとく、日々人気俳優がマスコミにとりあげられていますが、新幹線で2時間も移動すれば、駅広告に文楽の大きな写真を見ることができます。

さて、本日は快晴です。冬の快晴は放射冷却の影響で寒くなるので必ずしも歓迎ではないのですが、それでも気分が晴々します。

Vectorworks2015の新機能紹介では、弊社横山が余すところなく皆さんにお伝えしていますが、お気に入りの機能は見つかりましたでしょうか。
私のお気に入りは、NomadとRemoteです。Vectorworksもそうですが、これら新アプリの利用状況を想像すると、必ず「クライアント=提案先」が見えてきます。Nomadで3Dモデルを操作しているとき、Remoteで提案書や3Dモデルを動かしているとき、何処かでそれを聞くクライアントの気配を感じます。
Vectorworksは最早CADやBIMではなく、提案から完成までのフローをサポートするビジネスモデルを提供しているのかもしれません。

会場にお越しになられた方とお話した内容がとても印象的でした。
「私も長年3DやってきてBIM的なものも取り入れてます。最近はBIMの情報も多くなりありがたいのですが、でもこれで本当に儲かっているところってあるのですかね?何だか、どこかに無理が見えるんですよ。」

全くその通りだと思います。エリヤフ・ゴールドラットは、著書「ザ・ゴール」の中で、「それで儲けは出たのか?」と、最新の工作ロボットを工場の生産ラインに導入した担当者へ問いかけました。工作ロボットの効率化がそのまま工場の生産性に直結しているかのように錯覚している担当者への問いかけです。本書では、部分最適ではなく全体最適を目指すことの重要さを強調しましたが、昨今のBIMもこれに近いのかもしれません。
「 設計が短時間で終わりました。」「意志の疎通が上手くいきました。」「モデルとしての整合性が担保できました。」と言ったところで、仕事をしっかりと受注し従来の方法より利益を上げないと成功とは言えません。

Vectorworksの提案する作業フローは柔軟で、時には2Dのみ、時にはフル3D・BIMをサポートすることが可能です。ぜひ皆様には、美しく感動するものをVectorworksでつくり儲けていただきたいです。
Vectorworksはそのお手伝いをいたします。

2014.12.10
ソリューション販売推進課 竹口太郎