1956年神奈川県生まれ。1979年 東京大学工学部建築学科卒業後大学院で槇文彦に師事。1984年 米国イェール大学建築学部大学院卒業。建築設計活動のかたわら、土木と建築の融合や新町屋論など都市再生と環境の改善に関する主導的な提言を行う。愛知万博の計画では初期の段階で環境重視型の会場計画の日本政府案を作成、日本誘致を成功させた。その後の日本政府による環境型原案の棄却と平場造成の復活に対し、旧来の日本の開発手法を厳しく批判、海上(かいしょ)の森の保全に道をひらいた。台湾で2011年完成した「日月潭風景管理処」は国際的に高い評価を受けるとともに台湾国内でも日月潭の人気観光スポットとなり、外国人としてはじめて台湾建築賞首賞を与えられた。表参道 keyaki ビル、日本橋室町東地区の再生計画や、台北桃園国際空港第一ターミナルの計画を手がけるなど建築とランドスケープデザインの一体化や都市再生の理論と実践に対し国際的に注目されている。

  • 第一回吉岡賞受賞/1987年度SDレビュー入選
    1995年 新日本建築家協会JIA新人賞受賞
    1999年 日本建築学会賞業績賞受賞
    2002年度 土木学会デザイン賞優秀賞受賞
    IOC/IAKS AWARD 2005, シルバーメダル
    ARCASIA AWARDS 2007-2008 ゴールドメダル
    台湾建築賞受賞